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友達の家に

2007.01.30.23:07

今日は、学生時代の仲良しのお友達のうちに遊びにいきました。

18才で知り合い、長い長い間、色々な彼女の姿をみてきました。
いい時も悪い時も。

今日会った彼女は本当に幸せそうでした。
たくさんのことを乗り越えて、結婚して子供を産んで。

人って、幸せになると声もかわるのですね。
待ち合わせ場所の確認で、会う直前に携帯で話した彼女の声は
明るくて、やわらかで、かろやかで、本当に心地よい声でした。

そして、現れた彼女の笑顔は幸せに輝いていました。
それが、なんだか私は嬉しくて嬉しくてなりませんでした。
彼女がどんな思いで幾多の出来事を乗り越えてきたか知っているだけに
なんだか泣きそうに嬉しかった。

そして、友達の幸せを心から喜べる自分がとても嬉しくて
本当に幸せな気持ちになりました。

たくさんの幸せオーラを浴びて、なんだかパワーアップした感じ。
幸せな曲がかけちゃうかな。

帰り道、高崎線にのろうとホームにおりていったら、まだ発車時刻よりも随分前なのに
ドアがしまっていました。
電車が動く気配はないのに、ドアは閉じたまま。
「え?私ホーム間違えた?」
反対ホーム側のドアをみたけれと、そちらも閉じている。

「え?私、のれないまま電車がいっちゃうわけ?そんなことって…」と
動揺していたら、高校生の女の子が私のよこを通って電車に近付いていくのが
見えました。

「のれないよ?」と心の中で思って、ぼんやり眺める私。
しかし、その子がドアの横のボタンをポンっと押すとドアが開くではないですか。

高崎線って自分でドアをあけるのね。

…ひとつ、お利口になりました。
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会場大募集

2007.01.29.14:46

昨年は、たくさんの方にCDを買って頂き、私の音楽を聴いていただくことになりましたが
今年は、コンサートの年にしてたくさんの方に生で演奏を聴いて頂きたいと思っています。

今、毎日何をしているかというと、コンサートの準備や曲づくり
コンサートにまつわる手配などを行っております。

それから、吉祥寺のラ・フォルテ以外にも今年は何ケ所かでコンサートをしたいと思い
会場さがしをしています。

カフェやレストラン、カフェギャラリー、ホテルのようなところで
グランドピアノがあり
客席数は20名から50名ぐらいで
私の音楽に似合いそうな会場を知っていらっしゃる方がいたら
ぜひ、教えください。

基本的に、お酒やたばこのある空間より、お茶やお食事を楽しむ空間が
いいかなと思っております。

どなたか主催して下さる方がいれば、地方出張もするつもりでいますが
自分の主催の会場は関東地方で、と考えています。

どうぞよろしくお願いいたします。

ブログ

2007.01.29.01:32

最近、結構いろいろな方から「ブログ読んでます」と言っていただくことがあり
驚いています。しかも、意外な方から。

私の文章はどちらかと言えば日常的な会話の一部をきりとったみたいな文章が多いです。
だから、身近な人に話をしているみたいな気分で書いています。
今日はこんなことがあって、こう思ったの!みたいな感じです。

そんな感じで書いているので、親戚の人とか、夫の友人とか思ってもみない方が
よんで下さっているというのを聞くと、びっくりしたり、
ちょっと恥ずかしいような気持ちになったりして、
「そうか~本当に色々な人が読むのね~。そういう方々はどんな思いで読んでくださるの
かしら~」と思うのでした。

きっと恥ずかしいのは、そういう方々にあまり見せていない(と本人は思っている)
一面を見られてしまったわ、と思うからでしょうね。
人間って、無意識にその場その場で相手に違う面を見せているものなのだと
気付きました。
もしかして、本人は「この面を見せている!」と信じていても
相手は全然違う見方をしているかもしれませんが。笑。

速報

2007.01.25.22:11

今日、コンサートの場所と日にちが決定しました。

2007年5月13日(日)14:00~、吉祥寺のLa forteというお店で行います。
レストランとコンサート会場を併設している素敵なところです。
http://homepage2.nifty.com/laforte/
場所は吉祥寺と三鷹のちょうど間ぐらい。
井の頭公園の緑が見えて、とても気持ちのよいところなので
緑の美しいころにやりたいなと思い、5月にしました。

まだプログラム等は検討中ですが、今のところアルバム曲全曲と
新曲を数曲ひけたらいいなと考えています。
これから、う~んと楽しめるものになるように作りこんでいきます。

席数は60席ぐらい。ワンドリンクつき。

詳細はこれからホームページでお知らせする予定なので
時々チェックしてみてくださいね。

現在、新曲をどんどん仕上げているところです。
何曲できるかな。


妖精の森

2007.01.24.22:53

アルバム「whispers of fairies」の中に収録されている曲の中に
ある「妖精の森」は私にしては、めずらしくストーリーのある曲です。

実はこれは、とあるところで知り合った方の絵本の物語の曲なのでした。
絵はその方の作品で、物語はお母さまが書かれたとか。
作品は非売品で、貴重な一冊を頂きました。

それは「やまんばのlove」というちょっぴり悲しいお話でした。
やまんばがけがをした若者の看病をするうちに若者に恋をしてしまうお話です。
それは叶わぬ恋でした。元気になった若者は旅だっていってしまうのです。
そして、あとでやまんばは、若者が結婚してしまったことを「風」から
聞いてしまうのでした。

とても悲しいお話だけれど、なぜか読み終わると心が透き通ったようになる
不思議な絵本です。
ちなみに「月夜の花」を聴いて涙した友人は、この本を読んだ時も
涙をながしておりました。

「妖精の森」のはじめのフレーズが聴こえてきたとき
なぜか「これって、物語だ。妖精の悲しい恋の物語」と思ってしまいました。
けれど、続きがうまく聴こえてこなくて困った私はなぜか手もとにあった紙に
「これは妖精の悲しい恋の物語です。続きをおねがいします」と
書いていました。これって、誰宛??
自分の不可解な行動にちょっとおかしさを感じつつ一旦休憩しようと
部屋をでました。

こういうときって、関係ないことをするのがいいのよね、と思って
なぜかアイロンがけをはじめました。
せっせとアイロンをかけていたら、「あれ?」なんか聴こえた気がする。
もう一度耳をすましたら、「あ!きたきた」続きが聴こえてきました。

急いでピアノの前に戻って、続きをちょっと弾いてみたら
「ん~、この感じ、どっかであった感じ。この気持ち、こんな感じの
お話ってなかったっけ…?」
「あ!これって、やまんばのlove!」

と思った瞬間、最後まで全部メロディーがやってきて
あっという間に曲が完成。
びっくり。

これって、「やまんばのlove」の曲だったんだ~。面白い!と
ピアノの前でしばし興奮しておりました。

私のイメージとしては、やっぱり「妖精」なんですが
間違いなく、あの素敵な絵本が私に運んできた曲だと思います。
絵本を頂けたことに感謝感謝です!
ありがとうございます。

言葉の威力

2007.01.22.02:03

先日、小学校一年から音大にはいるまでについていたピアノの先生のところに
自分のCDを持って、御挨拶にいってきました。

先生にお会いするのは、多分十年ぶりに近かったのではないかと思います。
CDの発売を先生はとても喜んでくださいました。

子供の頃のこと、その当時は先生に言う事ができなかったことなどを
とても素直に話す事ができ、とても楽しい時間をすごすことができました。
その話の中で、先生がどのぐらい愛情をもって私を見守って下さっていたかが
わかり、ほんとうに有難く、温かい気持ちになりました。

その会話の中で、私自身、自分が深く傷ついているということにも気付かず
もう終ったことと思って封印していたことを
先生が話題にとりあげました。
先生は、そのことをずっとずっと気にかけて下さっていたようでした。

その出来事は私にとっては思い出すのも辛い事で
自分では気付いていなかったけれど、私が私の音楽的な能力について
強い劣等感を抱くきっかけになっていたかもしれないことでした。
私の中では、その出来事は「私の能力がなかったから、私がいけないから
おきたこと」と認識していました。だからそのことが辛かったと
先生にうったえることもなく黙って一人でそれを乗り越えようとがんばりました。

多分、その出来事以来、私は「ダメな私」からなんとかぬけだしたくて
ずっと必死で頑張ってきたように思います。

最近になって、前よりも、もがくこともしなくなったし
自分の音楽に対して肯定的になってきたけれど
その奥底には、そのときの深い深い劣等感は静かに存在していました。

しかし、あまりに辛くて、あまりに心の奥底に押し込められていたために
私自身には認識できなくなっていました。

その出来事について、先生が先生の思いを語ってくださったのでした。

あれは、あなたの力が足りなくておきたことではない、と。
単に巡り合わせが悪かっただけで、あなたは悪くないと。
もし、それで劣等感を感じてしまったなら、それは
そのことをさせてしまった自分にも責任があると。
あのときは自分も若かったのだと。

本当に驚きました。
だって、その出来事はすべて自分が悪いと信じて長い長い月日を私は生きてきたのだから。
そして、「先生は間違うはずはない」と思っていたのだから。
長い長い間、絶対正しい先生の期待に答えられなかった私は、何と無能なのだろうと
自分を責め続けていたのだから。
先生がそんな風に思っていたなんて夢にも思わなかったのだから。

先生の思いを聞いて、私ははじめて先生に本当のことを言う事ができました。
本当はあのとき、とても苦しくて辛かったと。
でも、自分が悪いと思ったから、誰にも弱音をはけなかったと。
そう話したら私の目から涙がぽろぽろこぼれました。
多分、先生の前でながしたはじめての涙だったように思います。

涙を流しながら、私の心の奥底で何かが溶けて流れていくのを感じました。
私は悪くない。私はだめではない。
私は私をせめなくていい。
何かに許されたような思いでした。

お話を伺っても今だに、先生の判断が間違っていたはずはないと私は思っています。
でも、こんなに月日がたっても私を思っていてくださった先生の愛情と
御自身のしたことが間違っていたかもしれないと言ってまで
私の失われた自信を取り戻そうとして下さったことが
私の中の長い間私を苦しめていた魔法をといてくれたように思います。

先生の言葉の威力というのは本当に本当に大きい。
先生の言葉は黒魔術にも白魔術にもなるわけです。

先生だけでなく、親や、占い師や、医師など
いわゆる「権威」を持った状態で人が発する言葉は
本人が思っている何倍もの影響力があるに違いありません。

今回の私のように、長い長い間かかっていた魔法を
一瞬でとくことだってできます。
逆だって、ありえます。

言葉は自分の人生を決定する、大きなパワーを持つということは
よく知っていましたが
人の人生に与える大きな大きなパワーを持つということを強く強く
実感した一日でした。

時間

2007.01.17.00:23

先日、ピアノを教えていたある生徒が受験勉強のためにピアノをやめることに
なり、その最後のレッスンをしてきました。
小学校高学年になり、塾の日にちが増え、宿題が増え、物理的に
レッスンの継続が不可能になったためでした。

今は、御縁のあった方だけ本当に少ない人数しかみていませんが、その昔何十人も
教えていた時代もあります。
ピアノは10代の頃から教えているので、もうとてもとても長いあいだ
教えていることになります。

ピアノを教えはじめたときに一番悩んだのは、今回のようにやめていく生徒に対して
どういった態度をとったらよいか。
どんな心持ちでいればよいか。
本当にわからなかった。

20才そこそこの大学生の頃は、やめてしまう寂しさに落ち込んだり、
私のレッスンに魅力がないから、こんなことになったと自分をせめたり、
急に背をむけられたような気持ちになって、所詮ピアノのおけいこなんて
そんなもの、とすねた気持ちになったり。

しかし、音大を卒業してものすごく沢山の生徒をみるようになったら
必然的に「生徒がやめる」というシーンにどうしてもあたる回数が増え、
気持ちの整理をつけずに教える事を続けることができなくなりました。
そんなにしょっちゅう落ち込んでいたら、身が持ちません。笑。

なんとか、ネガティブな気持ちではなく気持ち良い形でわかれたい、
そう強く思うようになりました。

そこで思い直し、とにかくいつお別れになってもいいぐらい
一回一回を精一杯やろうと思いました。
それまでも、精一杯やっていましたが、やはり覚悟が足りなかったと気付きました。
そして、それでもやめていく時は、自分のやってきたことに対して
素直に反省点をみつめて、生徒がどんなかたちであれ音楽と仲良く
生きていってくれることを祈ろうと思いました。

そう思えるようになってからは、本当に楽になりました。

でも、自分のなかで、まだ何かが足りない、何かが曖昧、
ずっとそう思っていました。

その「何か」をすっきりさせてくれたのは
ミヒャエル・エンデの「モモ」という本でした。
その本の中に「時間とは命」であるというようなことが書いてあったのですね。

そこで、そうか!と思ったんです。

時間は命。つまり人はうまれた瞬間に自由に使う権利のある有限の時間を与えられる。
生きるということは、その時間を使うこと。
生きていくということは、その時間をどのように使うかを選択してくこと。

ピアノをやめて、塾にいく、ということは
その子の命である「時間」を何に使うかを選択した、というだけの事であって
それ自体にネガティブな意味はない。
自分の中で気持ちの整理がついたあともなお、まだ「レッスンをやめる」ということ自体には
ネガティブな意味付けをしてその事実をみていたということに気付いたのでした。

「やめる」のではなく、「選択」をしただけだと。
そのことがわかってはじめてネガティブな意味付けをせずに、
やっとニュートラルにその事実をみることができたのでした。

それが「選択」なのだとしたら、ネガティブどころか小さい子にとっては
はじめての貴重な経験かもしれない。

私の最後の仕事は、この機会をただの寂しい別れにおわらせないことだと思いました。

そこで彼女に時間が命であること、生きる事は選択することだと説明した上で、
ピアノをやめることは、悪い事でも悲しい事でもなく
自分ののぞみをかなえるためにとった輝かしい選択であると話をしました。
だから、私は応援していると。
そして、また弾けるときがきたら、いつでも習いにくればいいと伝えました。

彼女の目は涙で一杯でしたが、小さいながらも理解していたようでした。

彼女に話ながら、自分自身もそうだな、生きていくって常に選択していくことだなと
しみじみ思いました。

やらされているような気持ちになっていることだって、実は自分で選択している。
断らずにやる、という選択を。

起きた出来事をどう受け止めるか、一瞬一瞬をどんな心持ちですごすか、
人とどんな会話をかわすか、という小さなことだって
「命の時間をどのように使うか」という選択。
その大小あわせたすべての選択のつみかさねが、その人の人生。

生徒に話をしたことで、自分自身の生き方をもう一度見直すことができました。

ニューエイジ

2007.01.15.23:31

先日、ふと自分の名前でネット検索をかけてみました。

昔は一つもでなかったけれど、CDをだしてからは結構
沢山ヒットするようになりました。

お世話になっているあの人のページこの人のページと眺めていたら、
知らないホームページでも紹介されているのを発見しました。

実は最近アマゾンでも買えるようにしたので、その関係のようです。
(詳しい事は私はよくわからないのですが、そのページの私のCDのところを
クリックしたらアマゾンの画面にとんだので。そういうのが、あるって
知りませんでした。笑。)

そのホームページでは私のCDはヒーリング・ニューエイジという扱いになっていました。
ニューエイジ????
ヒーリングで紹介されていることは結構あるみたいですが、ニューエイジも書いてあるのは
はじめてでびっくりしました。
私、ヒーリング?ニューエイジ??

本人としては、聞こえてきたものを書いて弾いただけなので
自分の中にヒーリングという認識はありません。

作っている途中で、並べるならヒーリングの棚になるだろうと人に言われて
「へ~、こういうのってヒーリングの類いになるのか」と思ったほど。
ヒーリングで扱って頂くことには抵抗はないし、
聴いて下さった方が癒しを感じてくださったならば、
こんな嬉しいことはありませんが、
本人としては、自分の音楽にそんな力があるなんて
おこがましくて思えない。笑。

ニューエイジに関しては、どんなのがニューエイジの音楽なのか具体的に
はっきりわからないからなんとも言えないけど、
なんだか、まるですごいものみたい。

ちなみに私の中の私の音楽の区分は「イージーリスニング」です。笑。

でもどんな形であれ、いろんなところで宣伝していただけるのはとても
とても有難いことです。

そうだ、アマゾンのレビューがまだ一つもないのです。
どなたか、書いて下さる方があらわれるのを待っています。
どうぞよろしくお願いします。笑。

できるようになりました

2007.01.14.00:10

私は、パソコンを使いはじめて10年近くになりますが
相変わらず使えるのはネットとメールと音楽ソフトだけ。
年賀状はつくれません。
ハガキの宛名の印刷もできません。笑。

音楽ソフトは録音用のソフトと楽譜用のソフト両方なんとなく使えますが
どちらもプロ用のソフトなのに、その機能の10分の一も使えていないと思われます。
録音ソフトなどは、いろいろ機能がついているみたいですが
私はMD録音みたいに、ただ録音ボタンをおして弾いてとるだけ。
気に入らなかったら練習して、もう一度弾きなおし。
全然デジタルじゃない。笑。

今までお配りしていた(今もホームページでプレゼントしている)デモCDは
音は私が全部つくったけれどCDにおとす作業は全部夫がやっておりました。

会ったことがある人はわかると思いますが夫と私は
全く正反対のタイプです。
ちなみに彼はコンピュータの仕事をしています。
得手と不得手が全くかぶらないので、チームとしては良いのではないかと思っています。笑。

先日いつもCDにおとすための録音に使っていた夫のノートパソコンが壊れてしまい
新しい作品を録音することができなくなってしまいました。

「ノートパソコン買ったら~?」と私。

「自分のパソコンでやってごらんよ。マックでできるんじゃないの?」と夫。

「え…??」(心の中で「やだ、やりたくない」と呟く私)

夫はさっさとマック用の録音ソフトについて調べ私の部屋にやってきて
「じゃ、やって見よう」と言いました。

私は説明を読むのがとっても苦手。
ホームページにあるソフトの説明なんか、3段ぐらい飛ばして読んじゃう。
(ってそれじゃ、意味がわからない。苦笑)

全く読む気のない私にどんどん指示をする夫。

…しかし、やってみたら、あら意外に簡単。

なんだ、わざわざ夫のパソコンとつながなくても、こんな良い音で
私のパソコン一台でちゃんと録音できるのね。

さらに録音データをCDにするのも、MP3データに変換するのも
私のパソコン1台で全部できることが判明して夫は笑っておりました。

私のマックはいろんなことができる機能があったのに
私自身に「いろんなことができる機能」がついていなかったので
できなかっただけだということが、すっかりばれてしまいました。

しかし、いやいやながらもやってみたら自分の作品をCDにおとすこともデータをMP3に
変換することも一人でできる様になりました。
すごい成長!ちょっと嬉しい。

きっと年賀状も宛名印刷も私のマックはできる機能があると思うけれど
その機能はまだ私の中にはないので、
これは、私のマックでは「できない」ってことにしておこうっと。。笑。

月夜の花

2007.01.10.21:00

先日、友人が涙した「月夜の花」という曲は面白い形で私のところへやってきました。

実はこの曲は、はじめは「音符を読む練習曲」として書いたのです。
そのとき出来上がっていたメロディーは、ごくごく短いものでした。

どんな練習用に書いたかというと、ト音記号の楽譜の五線の「線上」にのっている
音符を読む練習。
楽譜が読める人はわかるとおもうのですが、この曲
「みそみしーみそみしーれしそみーそしー」
という風に、線上の音ばかり。
曲のおわりは、「れしそしそみそみどー」とさらに線上の音をはやく読む練習ができる
ようになっています。笑。

音を読む練習も楽しくてきれいな方がいいよね!と思って
伴奏をつけたら、なんだか綺麗だったので
そのうち、ちゃんとした曲にしようっと、と思って二年ぐらいそのままになって
おりました。

そうしたらある日、この曲の始めの部分と中間部が私の中に聞こえてきて
みごとにはじめに作ったところは曲のエンディングとしてきれいにおさまったのでした。

本当は私の中にやってきたときは、フルートとピアノの曲だったのだけれど
一人で弾けるようにしたくて(弾きたかったから)ピアノ用に書いてしまいました。
そのうち、フルートとアンサンブルできるようにアレンジしなおしても
楽しいかな~などと思っています。

ピアノ用にアレンジをしようと思って、ちょっと弾いてみながら(それまでは
頭の中でならしていただけだったから)「これなんの曲?」と
心の中で誰にと言う事もなく聞いてみました。
そうしたら、月夜の映像が見えたんです。

そっか~。お月さまか~と思っていたら白い花が見えてきて、
「なんの花?」ってまた心の中で聞いてみたら
「月下美人」の花が今度はぽんと浮かびました。

月下美人って知ってますか。
あまい香りのとても美しい花なんですが、この花、夜咲きはじめて
朝にはしおれてしまうんです。
実家で母がよく花をさかせていたのですが、見るたび
なんだか切ないけれどドラマティックな花だな~と
思っていました。

「月下美人」が心の中に浮かんだとき、私のなかの曲のイメージとカチッとはまって
妙に納得してしまったのでした。

しかし、この話をするとみんな「月夜の花」というタイトルを忘れて
「あの、月下美人の曲」と言うようになってしまうんですよね…。笑。




復活

2007.01.10.01:39

今日は、すっかり元気になりました。

いっぱい休んで、いっぱい寝たら、肌がつるつるになりました。
去年の後半、ずっと肌荒れに悩んであれこれとやっていたのですが
なんだ~身体を休めればよかったのか~と今頃気付きました。

全力で走っているときは、疲れってわからないものですね。
その上、全力で走るのが大好きなものだから、走り出したらとまらない。笑。

ゆったりな曲を書いているわりにマイペースがハイペースな私なのでした。
曲だけ聴いていた人が本人に会うと、びっくりするみたいです。
びっくりされるのが楽しいです。

元気になったとは言っても、油断は禁物。
今日はこのへんで、おしまいにしておきます。
おやすみなさい。

新年早々

2007.01.08.22:49

新年早々、体調不良で寝込んでしまいました。
年末年始、ちょっと飛ばしすぎたかもしれません。笑。

しかし、寝ていると色々なことに気付きます。
私の中にやってくるいろいろな感情に。

私の場合、具合が悪いときって、妙な自己嫌悪とか罪悪感とかが
次々にやってきます。
健康管理できなかった自分に自己嫌悪
ごろごろ寝ていることに対する罪悪感
やらねばならないことができない自己嫌悪と罪悪感

具合が悪いんだからさ、許してやりなよと
自分で自分に言いながら
この感情達を静かにながめておりました。

感情って自分の中にやってくるもので、自分自身ではないのですよね。
だって、自分で観察できるってことは自分自身ではないってことですよね。
これを本で読んですごく楽になりました。

「あ~、またこんなこと言って自分のこと責めちゃって」
と静かに罪悪感とか自己嫌悪を眺めていると
すごく他人事(笑)みたいな気分になります。
だから、すぐに「責めないで、とっとと寝て治しましょう」と
いう気分になることができます。

昔は感情自体が自分自身だと思っていて、その思いにはまりこんで
ああ、私ってなんてダメなやつなんだろうと
落ち込んで、動揺してこんがらがっていました。


感情って、自分からきりはなして観察するとす~っと消えるもの
らしいです。(これも本で読みました)
感情って、味わってほしいから、味わってくれるまでずっとそこに
いるんですって。
嬉しい感情がすぐになくなるのは、味わいつくすから
悲しい感情がなくならないのは、味わわないからなんですって。

そうか~と思って、いやな感情と思いきって向き合って味わったら
本当になくなったことが何度もあります。

感情っておもしろい。

寝込みながらも、こんなことを考える私、おかしいでしょうか。笑。

篠原家の年末年始

2007.01.06.00:18

今年は年末から昨日まで、毎日毎日でかけておりました。
忙しくも楽しい時間をすごしました。

大晦日はお昼に宮城から友人が遊びにやってきました。
彼は昨年旅先でであった人で、夫と私と彼と三人は同級生だということで
盛り上がり仲良くなったのでした。
彼は、大きな身体でとっても強そうだけれど笑顔が優しい素敵な男性です。

彼は以前、私のアルバムの「月夜の花」が大好きなので、東京に遊びにいったら
是非弾いてほしいと言っていました。
ということで、昼食をとったあと彼を私のピアノのお部屋にまねき
彼の大好きな「月夜の花」を弾いたのでした。

聴いている人の人数に関係なくドキドキする私は結構緊張して
一生懸命弾きました。
「ねえ、どうだった~?」
と言おうとしてふりむいたら、彼の目から大粒の涙がたくさんたくさんこぼれていました。
「ええええ~??」
私が大あわて。
「ちょっと待っててね。ティッシュもってくるよぅ」
大きくて強そうな男の人の大粒の涙はものすごい衝撃。
でも、こういうのって素敵です。

夕方になって、彼は六本木ヒルズに遊びにいくといって帰っていきました。

私と夫は東京大神宮に晦日詣に。

東京大神宮はいつ行ってもいい。大好きです。
やわらかい優しい空気がいつでも流れています。
手をあわせると、なんていうか、神の御胸に抱かれているような
心地よい感じがあります。
「今年一年頂いた全てに感謝します。ありがとうございます」
心の中でとなえたら、なんだかふんわりしたエネルギーが
私を包んでくれた気がしました。(気のせい?笑)

神様は、お礼を言われて喜んでいらっしゃるに違いないと
勝手に満足して、10人以上の友人達とデニーズに行って年越しそばを食べました。

そしてそのままカウントダウン。

カウントダウン1分前におもしろいことが。
カウントダウンのために何時間もデニーズにいたのに
1分前に一人トイレに行ってしまった子がいて。
みんなで「あれ??いない!」
気付いた時には1分を切っていました。
トイレにむかえにいって往復するんじゃ間に合わない。
みんなで「早く戻ってきて、早く早く!」と念じたら
その子が全速力で戻ってきて、そこでめでたく新年となりました。セーフ。
「なんで走ってきたの?」と聞いたら彼女は
「トイレで化粧していたら、耳もとでなんだかザワザワ~っていうのが
聞こえて(私達は大声でよんだりしてません)。あ、きっと時間だって
思ってダッシュしたの」といいました。

念って本当に飛ぶのね~、と驚きました。笑。

カウントダウン後、そのまままた東京大神宮に戻るのかと思ったら
夫が行徳の胡禄神社で知り合いが神主さんをしているからそこに行きたいと言い出し
みんなで、行徳に移動。
そこでみんなで初もうで。神主さんにお払いしていただいて
甘酒を飲んで、ごきげんで3時ごろ解散。

大晦日は電車はあるけれど、間隔がすごくあいているので
自宅に帰宅したのは午前5時でした。

それから寝たので、私達が目覚めたのは当然もう日も高いお昼過ぎ。
あわててお雑煮を食べて、
「地元の神さまに挨拶にいかなきゃ!」といって
自転車にのって沼袋の氷川神社と新井薬師にお参りにいきました。
どちらも夕方なのにすごい参拝者の数で、お参りするのにそれぞれ一時間かかりました。

日本人って初もうでが好きなのね~。(って、全然人の事言えないですね。笑)

二日は二人で私の実家にでかけました。

三日は二人で昨年知り合いになった素敵な御夫妻とお食事に
いきました。奥様がヘアメイクのお仕事をしていて、御主人がカメラマンなんです。
渋谷のセルリアンタワーの和食屋さんで四人で楽しく会食しているときに
「ね、東京大神宮ってすごいいいの、知ってる?」と言ったら
お二人は興味津々。
「今から私たちお札買いにいくけど、一緒にいかが?」などと
お誘いしたら、「是非に」ということだったので
4人で東京大神宮へ。
(私はどうしてこんなに神社がすきなのかしら)
1月3日の夕方だというのに東京大神宮は大人気、1時間半まち。
4人であれやこれや話ながら、1時間半まってお参りしてきました。

四日は夫の実家へ。
義理の弟夫婦と1才になる甥もきていました。
小さい子供って、全てが柔らかいなって思う。
肌も髪も柔らかい。
声帯も柔らかいからあんなかわいい声になる。
脳だってやわらかくって、きっと感性だって柔らかいはず。

年をとるということは、柔らかさを失うことなのかもしれないなと思う。

小さい子供をみるたび、肉体はともかくとして
思考や感性はやわらかなままで一生生きていきたいと思う。

忙しくも楽しい日々が過ぎ、今日から日常が戻ってきました。
一月は曲をかこうかなと思ってはりきっています。
暖かくなるころにコンサートができたらいいなあと思っています。

あけましておめでとうございます

2007.01.03.00:11

あけましておめでとうございます。

昨年は沢山の方に助けていただいてCD発売が実現し、そして
さらに沢山の方々に応援していただいて、CDがすごい勢いで私の手元から
旅立っていきました。

本当に夢のようです。

みなさん、本当に本当にありがとうございます。
感謝の気持ちで一杯です。

今年は作品を増やしつつ、コンサート活動も実現していこうと思っております。
自分の心に嘘をつくことなく、真直ぐな心で丁寧に活動をして参りたいと思っております。
どうぞ本年もよろしくお願いいたします。


篠原みな子のCD

Whispers of Fairies

2500円 好評発売中!

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プロフィール

篠原みな子

Author:篠原みな子
作曲・編曲家/ピアニスト
2006/11/11にファーストアルバム「Whispers of Fairies」をリリース

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