市川のコンサート
2007.06.26.00:28
先日、無事に市川の相田みつをギャラリー サロン・ド・グランパでの
コンサートが終了しました。
三ヶ月連続でのコンサートがおわり、ほっとしています。
生まれてはじめてのソロコンサートをいきなり三ヶ月連続っていうのは
なかなかのものでした。笑。
ハードではありましたが、続けてやったことで学べたことがたくさんあったと思います。
聴く側が思う以上に、コンサートって出たトコ勝負的なところが大きいものなんですよね。
自宅で録音してわかることは、同じ演奏って本当に二度とできないということ。
その時の気分、天気、体調、ピアノのコンディション、場の空気、疲労度などで
本当に違う演奏になってしまう。
筋肉のほんのすこしのゆるみ方の違いで、すごく良い音演奏になったり硬い演奏になったりして
しまう。
うまく弾きたいというほんの少しの作意や、うまく弾けなかったらという恐れが
のったかどうかで音の響きが全く変わってしまう。
アコースティックの楽器の演奏ってそういうものなんですよね。
私は演奏経験が少ないので、この揺れ幅をどれだけ少なくできるかが勝負でした。
そのために本当にひたすら自分の心と向き合う日々でした。
その中でわかったこと。
それは「受け入れていくこと」の大切さ。
何を受け入れるかって
自分の感情も自分の能力も自分の体調も今の状況も全部。
どれだけ受け入れられるかが勝負なんだと気付きました。
自分を受け入れる量が増えると、それだけ音がよく聴こえるようになりました。
自分を受け入れる量が増えて、音が聴こえたら音が豊かに響くようになりました。
自分の能力を受け入れて、できていないことを冷静にみつめることで
技術力も向上しました。
演奏環境でマイナス因子になる材料があっても、
それが必要だから今回はそうなのだと受け入れて、じゃあどうするかと考えることで
それがむしろプラスになり、お客さまに喜んで頂く結果になりました。
そして、市川のコンサートでは自分の演奏を受け入れるというテーマがやってきました。
市川のコンサートで、実は「すすき野原で」をしくじりました。笑。
なんでかわからないけれど、一瞬ですが身体のコントロールが不能になってしまって。
まあ、緊張していたんでしょうけれど。
昔の私だったら「あああ」としょげておわったことでしょう。
でも、私、思ったんです。
きっと間違える必要があって間違えたって。きっとこれは何かを学ぶチャンスなんだって。
そして、「すすき野原で」が聴きたくて来た方は、これじゃ納得できないはずだと思いました。
私のお客さまはCDをものすごく聞き込んでいる方が多いので。。
それで潔く、「もう一回弾かせてください」って言ってみました。
そうしたら、お客さまがみなさんものすごく温かく応援してくださって。
もう一回弾いて振り向くと、会場の人がみんな笑顔でたくさんたくさん拍手を下さって
涙ぐんでしまいました。
あの温かさは私は一生忘れないと思います。
そして、嬉しいことにアンケートでは「すすき野原で」が良かったという感想を
たくさんたくさん頂いたのでした。
演奏の失敗を自分自身で受け入れるということができなかった私にとっては
とても貴重な有難い体験でした。
国立も三鷹もお客さまに恵まれて、本当にいつも客席が温かくて有難いなと思っていましたが
市川のコンサートも、本当にびっくりするぐらい温かかったです。
私ってなんて幸せものなんでしょう。
今までのコンサートは音と色のコラボレーションでしたが
グランパのコンサートでは、言葉と音のコラボレーションをテーマにしました。
プログラムには、CDジャケットの裏面にある詩をのせて、それを読みながら
聴いていただけるようにしました。(今回のプログラムはピンク、黄色、紫の三種類で
ラベンダーやレモングラスの香りをつけました♪)
それから、妖精の森のインスピレーションをくれた「やまんばのlove」という
絵本の朗読を妖精の森の演奏とともに聞いて頂きました。
http://minnanoko.blog78.fc2.com/index.php?search=%A4%E4%A4%DE%A4%F3%A4%D0%A4%CElove
そして、相田みつをさんの詩の朗読を三つ聴いて頂きました。
そのうち二つの詩の朗読の時は、その詩を読んで私の中に聴こえたメロディーを
朗読のバックで演奏しました。
これはなかなか好評でうれしかったです。
ゲストの伊藤依子さんの声は豊かでつややかででも落ち着いていて
本当に気持ちのよい素敵な朗読だったんですよ!
最後のお茶会も「ボローニャパン」の美味しさにみんなびっくり。
思わずお土産に購入する方多数でした。
今回のコンサートでは、「今度は、こんな会場でコンサートをやってみたらどうですか?」と
いうようなお話を何人もの方がもってきてくださいました。
これからまた楽しい出会いがありそうでワクワクしています。
グランパは社長さんもお店の方も、本当に温かくて親切で一生懸命で
感動してしまいました。
本当に素敵なお店です!
お近くの方はぜひぜひ一度遊びにいってみてくださいね。
http://www.grandpa.co.jp/corporate/
コンサートが三つおわって、ちょっとだけ休憩。
その後は秋の名古屋のコンサートと生徒達の発表会の
準備に突入です♪
コンサートが終了しました。
三ヶ月連続でのコンサートがおわり、ほっとしています。
生まれてはじめてのソロコンサートをいきなり三ヶ月連続っていうのは
なかなかのものでした。笑。
ハードではありましたが、続けてやったことで学べたことがたくさんあったと思います。
聴く側が思う以上に、コンサートって出たトコ勝負的なところが大きいものなんですよね。
自宅で録音してわかることは、同じ演奏って本当に二度とできないということ。
その時の気分、天気、体調、ピアノのコンディション、場の空気、疲労度などで
本当に違う演奏になってしまう。
筋肉のほんのすこしのゆるみ方の違いで、すごく良い音演奏になったり硬い演奏になったりして
しまう。
うまく弾きたいというほんの少しの作意や、うまく弾けなかったらという恐れが
のったかどうかで音の響きが全く変わってしまう。
アコースティックの楽器の演奏ってそういうものなんですよね。
私は演奏経験が少ないので、この揺れ幅をどれだけ少なくできるかが勝負でした。
そのために本当にひたすら自分の心と向き合う日々でした。
その中でわかったこと。
それは「受け入れていくこと」の大切さ。
何を受け入れるかって
自分の感情も自分の能力も自分の体調も今の状況も全部。
どれだけ受け入れられるかが勝負なんだと気付きました。
自分を受け入れる量が増えると、それだけ音がよく聴こえるようになりました。
自分を受け入れる量が増えて、音が聴こえたら音が豊かに響くようになりました。
自分の能力を受け入れて、できていないことを冷静にみつめることで
技術力も向上しました。
演奏環境でマイナス因子になる材料があっても、
それが必要だから今回はそうなのだと受け入れて、じゃあどうするかと考えることで
それがむしろプラスになり、お客さまに喜んで頂く結果になりました。
そして、市川のコンサートでは自分の演奏を受け入れるというテーマがやってきました。
市川のコンサートで、実は「すすき野原で」をしくじりました。笑。
なんでかわからないけれど、一瞬ですが身体のコントロールが不能になってしまって。
まあ、緊張していたんでしょうけれど。
昔の私だったら「あああ」としょげておわったことでしょう。
でも、私、思ったんです。
きっと間違える必要があって間違えたって。きっとこれは何かを学ぶチャンスなんだって。
そして、「すすき野原で」が聴きたくて来た方は、これじゃ納得できないはずだと思いました。
私のお客さまはCDをものすごく聞き込んでいる方が多いので。。
それで潔く、「もう一回弾かせてください」って言ってみました。
そうしたら、お客さまがみなさんものすごく温かく応援してくださって。
もう一回弾いて振り向くと、会場の人がみんな笑顔でたくさんたくさん拍手を下さって
涙ぐんでしまいました。
あの温かさは私は一生忘れないと思います。
そして、嬉しいことにアンケートでは「すすき野原で」が良かったという感想を
たくさんたくさん頂いたのでした。
演奏の失敗を自分自身で受け入れるということができなかった私にとっては
とても貴重な有難い体験でした。
国立も三鷹もお客さまに恵まれて、本当にいつも客席が温かくて有難いなと思っていましたが
市川のコンサートも、本当にびっくりするぐらい温かかったです。
私ってなんて幸せものなんでしょう。
今までのコンサートは音と色のコラボレーションでしたが
グランパのコンサートでは、言葉と音のコラボレーションをテーマにしました。
プログラムには、CDジャケットの裏面にある詩をのせて、それを読みながら
聴いていただけるようにしました。(今回のプログラムはピンク、黄色、紫の三種類で
ラベンダーやレモングラスの香りをつけました♪)
それから、妖精の森のインスピレーションをくれた「やまんばのlove」という
絵本の朗読を妖精の森の演奏とともに聞いて頂きました。
http://minnanoko.blog78.fc2.com/index.php?search=%A4%E4%A4%DE%A4%F3%A4%D0%A4%CElove
そして、相田みつをさんの詩の朗読を三つ聴いて頂きました。
そのうち二つの詩の朗読の時は、その詩を読んで私の中に聴こえたメロディーを
朗読のバックで演奏しました。
これはなかなか好評でうれしかったです。
ゲストの伊藤依子さんの声は豊かでつややかででも落ち着いていて
本当に気持ちのよい素敵な朗読だったんですよ!
最後のお茶会も「ボローニャパン」の美味しさにみんなびっくり。
思わずお土産に購入する方多数でした。
今回のコンサートでは、「今度は、こんな会場でコンサートをやってみたらどうですか?」と
いうようなお話を何人もの方がもってきてくださいました。
これからまた楽しい出会いがありそうでワクワクしています。
グランパは社長さんもお店の方も、本当に温かくて親切で一生懸命で
感動してしまいました。
本当に素敵なお店です!
お近くの方はぜひぜひ一度遊びにいってみてくださいね。
http://www.grandpa.co.jp/corporate/
コンサートが三つおわって、ちょっとだけ休憩。
その後は秋の名古屋のコンサートと生徒達の発表会の
準備に突入です♪
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