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2007.09.18.00:09

昨日、昔の仕事場の同僚の訃報を知らされました。

亡くなったその人は、一緒に働いていたときまだ大学生でした。
本当に優しくて、みんなを和ませる素敵な人でした。
またあの優しい笑顔にあえると信じていたのに。

彼は心不全で27歳の若さでこの世を去りました。

将来を夢見て、勉強しながら一生懸命働いているところだったそうです。

彼の死で気付かされたことは、「心臓は自分で動かしているわけじゃない」いう
当たり前の事。
そして、何ごともなく朝目覚め、1日を無事に終えられることの尊さ。

最近、ちょっと体調が悪くて何となくあまり機嫌のよくない日々を送っていた私。
なんとなく自分の中が言葉にしないとはいえ、文句がましくなっていました。
彼のことを考えながらお風呂に入っていたら
自分の中からでてきた言葉なのか、誰かに言われた言葉なのか
私の中にメッセージがやってきました。

あなたは、朝、体調が悪いと不機嫌になっていたが
その前に朝ちゃんと目覚められたことに感謝したか。
その有難さがわかっているか。

あなたは、自分がその年令までの時間をもらえたことに
感謝したか。

あなたは、当たり前のようにいるあなたの身の回りの人に本当に
感謝しているか。

もし本当に感謝していたら、文句などでないはず。

なんで、そんな言葉が自分のなかにやってきた(わき起こった?)のかわかりませんが
とにかく横っ面を張り倒されたみたいな気持ちになりました。

迎えたいと思った明日を迎えられなかった彼のことを思い出しました。
明日がくるのが当たり前だと思っていて、体調が良いの悪いの言っていた
自分をなんだか恥ずかしく思いました。

今、生きていることの尊さを親しい人の死をもって知るなんて本当に悲しいことでしたが
それでも、彼が彼の命をもって教えてくれた
生きていることの尊さを彼の想い出と共にいつまでも忘れないでいきたいと
思います。
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ハッピーストラップ

2007.09.14.22:56

私は携帯にテーマをきめるのが好きです。

どういうことかと言うと。。

昔、ピンクの携帯に機種変更したとき「この携帯は恋する携帯!」とテーマを
決めて、会う人会う人に「ほら~ピンクにしたの。恋する携帯よ!」と言って
見せておりました。

そうしたら、その携帯を持っている間に結婚することになったのでした。

そして、結婚式の直前今度はオレンジの機種変更したのですが、その時は
「この携帯は開花する携帯!」と名付け、お花のストラップをつけて
また会う人会う人に「開花する携帯に機種変更したの!」と言って見せてまわって
おりました。

そうしたら、今度はCDをリリースすることになり、コンサート活動をすることに
なりました。
機種変更したときは、そんなことになるなんて夢にも思っていませんでした。笑。
曲を作ることをもっと精力的にやってみたいなあ~ぐらいの感じだったんです。

ところが、その開花する携帯(今使っています)につけたお花のストラップが
先日壊れてしまいました。

どうしようかな~。また同じのにしようかな。
でも、今度は実るのがいいから「実」がついているのがいいな~なんて
思いながら日々が過ぎておりました。

そんなある日、友達に渡すものがあって、それを渡しにだけ新宿に行くことになっていた日が
ありました。
じゃあ、彼女に会って物を渡したら、帰りに新宿でストラップ買おうっとと
思って出かけていった私。

そうしたらなんと、その友達は「はい、プレゼント」と言って
なぜか突然私にストラップをくれたのでした。

えええ???

びっくりしてみるとそのストラップには「fisher bean」と書いてありました。
豆だ!

…ってことは実だよね。。。すご~い。

そして、そして、色にこだわる私としては、携帯と同じオレンジが
どこかに使用されていることがとても重要なことだったんですが
な、なんと。
携帯と同じオレンジ色した豆がズボンをはいて釣り竿を持っている
マスコットつきのストラップだったのでした。

わ~い。

こんなに素敵な偶然の重なったストラップってすごい!

このストラップを「ハッピーストラップ」と命名することにします♪

06-09-14_22-36.jpg

どんぐりころころ

2007.09.10.12:03

先週の金曜日、レッスンにきた幼稚園年長のMちゃんからすてきなプレゼントが。

07-09-09donnguri.jpg


先週の台風で吹き飛ばされた、ちょっと青いどんぐり。

もみじみたいにちっちゃな手にどんぐりをにぎりしめてやってきた
Mちゃんの可愛いことったら♪

小さい子からお花とかどんぐりとか折り紙とかお絵書きとか
プレゼントをもらうのって心がほんわりと温かくなりますね。

そしてプレゼントをもらうのは、なんと言っても仲良しの証。(だと信じている。笑)
うれしい♪

Mちゃんがはじめてレッスンに来たのは1年半前。
身体は小さいのですが、中身は大人のMちゃん。
なんて言っても、ものすごく頭がいい。
小学生並みの理解力、集中力、観察力。
誇り高い感じが印象的でした。

Mちゃんはあまりに頭が良くて、こちらの質問の意図まで考えるほど。
そして、ものすごくお行儀がよくて、私の言うことに
逆らうことなど決してありませんでした。

私としては、私に気遣いなんかいらないのよ~、もっと仲良くなろうよ~
のびのびと自己主張していいんだってば~という気持ちでいたのですが
なかなかうまくいきませんでした。

「どの曲から弾きたいの~?」と聞くと
彼女はまず何を基準に選べばいいのかということがわからない質問には答えられない
らしく「わからない」と答えました。

むむむ。そうか。じゃあ、、と思って
私が目をつぶって「えい!」と楽譜をひらいて「じゃ、この曲弾いて」と
言ったら、Mちゃんはちょっとびっくり。
「え?そんなんでいいの?」って顔に書いてありました。

それからMちゃんは、「どの曲から弾きたい?」という質問に「わからない」と
言うことはなくなりました。

それをきっかけに、自分の思いも話してくれるようになりました。

レッスンに大好きなお人形をもってきて、横に座らせて聞いてもらいたいと言ったり
今弾いている曲よりずっと先のページをひらいて
「この曲が弾いてみたいよ~」と言ったり。

今では、「この曲からやろうか」と私が言ったのに対して
「ううん。今日はね、これから弾きたいの」と言うようになりました。
心のなかで「いいぞ。いいぞ。その調子」と思う私。
(だって、弾くことが「我がこと」になった証ですから)

心が開かれて、自分の思いをのびのびと語るようになってから
彼女の演奏も、うんと表情豊かになってきました。

姿勢正しく慎重に弾いていたMちゃんが、イスから落ちそうになるほど
のりのりで演奏する姿を見ると、思わず私のほほは緩みます。

「発表会、間違えたらどうしよう」と言うので
間違えた時にとぼける特訓(?)をしました。
どんなに間違えても、最後までポーカーフェイスで弾き続け
最後は笑顔でおじぎをする練習。

何が起きても最後ににっこりわらっておじきできたらオッケーよと
言ったら、Mちゃんにっこり。

今度の発表会は彼女にとってはじめての発表会、
舞台で輝く彼女の笑顔をみるのが今から楽しみです。

音と意識

2007.09.08.01:02

コンサートの準備をしながら思うこと。

去年の夏よりも圧倒的に音がよく聴こえるようになっているということ。

このところ、どんどん音が立体的にとらえられるようになってきました。
音が聴こえるようになればなるほど、「うまく弾けない!」と思っていた
ところが簡単に弾けるようになるのでした。

そして音も透明になっていくのでした。

音が聴こえるようになる過程について考えてみました。

音って根性をだして聴いたからといって、すぐに聴こえる様になるとか
そういうものではないのですね。

なんとなく思うのは、目の前に起きることが受け入れられるようになるのと
比例して、音が聴こえる様になってきた気がするということ。

多分、「音は受け入れられる」けれど「目の前のことは受け入れられない」とかは
できなくて、自分以外のものを「受け入れるか」「受け入れないか」みたいなところに
聴こえるか聴こえないかの境目があるような気がします。

「受け入れている相手」の行動は、きちんと事実を「見る」ことができるけれど
「受け入れられない相手」の行動は、色々な思いが邪魔をして
きちんと事実を「見る」ことができないのと、ちょっと似ている気がしたりして。

決して今だって、何でも受け入れられているわけではありません。
でも、昔よりはちょっと文句の数が減ったかなって思うんです。

昔はちょっと思うようにいかないと「問題がおきた」と思っていたけれど
最近は前よりはそう思わなくなった気がするんです。
そうしたら、音も私に近付いてきたような気がして。。。

世の中に対しての受け入れ度数が「聴こえ方」「見え方」にすごく影響が
あるって面白いなって思います。

預言カフェ

2007.09.07.00:10

先日、早稲田にある「預言カフェ」なるものに行ってきました。
http://ciatk.exblog.jp/

このカフェ、実はプロテスタントの教会で、希望すると牧師様が
(みかけは普通の洋服を着た普通の方です)「預言」をしてくださるというところ。

最近これといって特に困ったこともない私だったので「予言」だったら
興味がなかったのですが
「預言」というので、ちょっと興味がわきまして足を運んでみました。
「預言」って神様からのメッセージってことですよね。

もともとこの話を持ってきたのは、私達夫婦と親しい友人で
その人に聞いてすぐに夫がでかけていきました。

「預言カフェ」では預言をテープにとってプレゼントして下さるんで
まずは夫の頂いた預言を聞いてみました。

牧師様の言葉はなんていうか、早口で同時通訳の人の話し方みたいでした。
自分で考えている感じではなくて、誰かの話を訳しているみたいな。
不思議な感じでした。

内容はとっても抽象的ですが、「なるほどね」という感じで。
未来の明るそうな預言でした。

さてさて、私の頂いた預言は。。。
またこれも明るい未来を予感させるものでした。
簡単に言うと「今まで色々辛いことがたくさんあったと思うけれど
この先には幸せがあるから、希望を失わずに前をむいて歩いていきなさい」
みたいな内容でした。

ふ~む。。

今まで大変だったと思うけれど、その分これから良いことがたくさん起きるからという
フレーズはここ近年、予言めいたことを言う人に何度か言われているものだったので
「神様まで???!!」と驚きましたが、ちょっと嬉しい。

都合のよいことは信じていきましょう。。

でも預言の言葉よりも私がびっくりしたのは、牧師様が話だした途端
私の目から大粒の涙がポロポロこぼれてしまったことでした。

両方の目から涙が溢れ出ているのをみて、牧師様もちょっとびっくりしていらっしゃいました。

私は特に信仰はないのですが、それなのにあんなに涙がでるということは
やっぱりそこに神様がいらしたってことなのかしら。。なんて一人盛り上がったりして。
(ちなみに預言を聞いて泣いている人は私以外だれもいませんでしたけど。笑)

ちょっと不思議体験でした。

いよいよ今月

2007.09.02.23:23

いよいよ今月名古屋のコンサート!

少しずつ準備にはいりつつあります。

またいろいろと企画を考えています。
東京からわざわざ名古屋のコンサートを聴きに来て下さる方もいるので
東京と同じっていうわけにはいきません。笑。

東京でやって好評だったこと+東京ではやらなかった新しいことを
つめこんだコンサートにするので
盛り沢山になると思います。
どんなことになるのか自分でも楽しみです。笑。

本格的な練習もはじめつつあります。

春のコンサートの惰性みたいになるのが嫌だったので
しばらくアルバム曲を弾くのをやめておりました。

1から練習し直し、組み立て直しをしたら
前とはまたちょっと違う演奏になったような気がします。

多分、春よりも音が透明で柔らかくなった気がします。
本人しかわからないかもしれないですが。

ちょっとした意識の変化で耳の聞こえ方が変化して
すると覿面に音の質が変わる。アコースティックな楽器の面白さですね。

篠原みな子のCD

Whispers of Fairies

2500円 好評発売中!

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プロフィール

篠原みな子

Author:篠原みな子
作曲・編曲家/ピアニスト
2006/11/11にファーストアルバム「Whispers of Fairies」をリリース

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