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素敵なできごと☆

2007.11.30.23:03

言っていることが現実になる、こんな話ってよく聞きますよね。

私は結構それを信じていて、お願いごとは力強く口にだして
言うようにしています。

そして、それによって最近素敵なできごとを引き寄せてしまいました♪

11月23日のコンサートの打ち合わせで、朗読の伊藤さんが家にきたときのこと。

「今回は金子みすずさんの朗読だけどさ、次は谷川俊太郎さんとかやってみたいな」
と、私が言うと、伊藤さんも

「谷川俊太郎さん~!私も大好き!いいよね~~~!」

それからふたりでしばらく「谷川俊太郎」さんの魅力について
打ち合わせそっちのけで盛り上がりました。

それから私が、谷川さんの詩集をだして
「ね、本の後ろのところに、谷川さんの住所がのってるの。杉並区だよ。ここから近く!」
というと、伊藤さんもさらに盛り上がって

「うわ~!会ってみたいね~!」と言い。。

どんどんふたりのテンションはあがり
「谷川俊太郎さんに会うぞ!お~!」みたいな不思議なノリになっていったのでした。

「谷川さんにあうんだったら、CDを持っていって、朗読会やって良いか
御本人に聞いたりしたいなあ、どこにいけばあえるかな~」
夢がふくらむ私。

そして、その日は打ち合わせをしてふたりは別れ
その後23日、コンサート当日にまた控え室で
谷川俊太郎さんの話題になりました。(しつこいですね。私達。笑)
「谷川俊太郎さんに、やっぱり会いたいな~!」
と、ふたりで盛り上がっているところに
今回の招福コンサートの話をもってきてくれたNさんがやってきました。

「え?谷川俊太郎さん好きなの?明日、グランパで谷川さんのイベントがあるよ」

「ええええ!!」
グランパって、私が六月にコンサートさせて頂いたあのお店。

「行~き~た~い!」とふたりで答えると、
Nさんは携帯をとりだし、その場でグランパに電話をしてくれ
予約をとってくれたのでした。

すごい!会いたいと騒いで2週間で谷川さんにたどりついちゃった!

そして、コンサートの翌日、くたくたのはずの私なのに
嬉しくて朝からお目目ぱっちり。

はりきって市川まで出かけていきました。もちろん伊藤さんも一緒に。

グランパのイベントは谷川さんと呼吸法(加藤メソッド)の加藤俊朗さんとの
トークイベントで、主に谷川さんが加藤さんにインタビューするような
形のものでした。

谷川俊太郎さんは、加藤さんに呼吸法のレッスンを受けているのだそうです。

加藤メソッドは、呼吸によって心と身体を健やかにしていくものだそうで
ちょっと、体験しただけでも、心と身体が穏やかにゆるんでいくのがわかる
素晴らしいものでした。

イベントのおわりに谷川俊太郎さんが「生きる」という詩を読んでくださったのですが
それが、素晴らしくて!!
聞いていたら大粒の涙がぽろぽろこぼれてしまいました。

詩の言葉と谷川さんの声と心が、一体になっていて、そこに少しのずれもなくて
そして余計なものが全くのっていなくて、本当に透明な透明な朗読でした。

なんていうか、詩を読んでいるというより、まるで呼吸をしているかのような
透明さと柔らかさでした。

昔、オスカー・ピーターソンというジャズピアノの巨匠のライブを聴いたときのことを
思い出しました。
彼もピアノを弾いているという感じがなくて、ピアノと彼が一体で
まるで呼吸をしているかのようでした。

本物ってこういうものなのかもしれないなぁと思いました。

谷川俊太郎さんのお話自体は、少しだったのですが
加藤さんとのやりとりで、その人となりが感じられて
私としては、大満足だったのに、詩の朗読まで聴けて、もう大大満足。

帰り道は、踊るような気持ちで、実は本当にちょっとスキップしたりして
伊藤さんに笑われながら帰ってきました。

帰りの電車の中、「呼吸法の加藤さん」のことがなぜか急に気になり出しました。
あれ?呼吸法の加藤さんって以前、どこかで聞いたことがあるような。。
どこで聞いたんだっけ。。

家につくなり夫に「ね、呼吸法の加藤さんって知ってる?」と聞くと
夫は「知ってるよ」との返事。

「ああ、じゃあ、すっごい有名な人だったんだ!」と言うと

「っていうか、前に一緒にいたとき、道でばったり会ったでしょう。
年賀状もうちにきてるし」

ええ???!

私は、男の人の顔はほとんど覚えられない人なので忘れていたんですね。

でも、びっくり。
谷川さんに会いたい!と騒いで、谷川さんにつながって、
それがさらに知っている人につながっちゃうなんて。

とってもびっくりで、ハッピーな体験でした。

あ、そうそう。
ちゃんと谷川俊太郎さんに、しっかりと自分のCDも渡してきました。笑。
そして朗読会をやるときにはどこに許可をとればよいかも確認してきたので
私の願いはぜ~んぶ叶っちゃいました。

来年は、谷川俊太郎さんの詩の朗読にあわせてピアノを弾いたりする
コンサートの企画ができたらいいな~と
はりきっています♪

やっぱり願いごとは口にだしておくのが一番。
会いたい人がいたら「会いたい!」って連呼するのがいいんですね~。

口にだしておくと願いが叶う。。ということを
ますます信じてしまう私でした。
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ブログも1年たちました。

2007.11.29.22:00

昨年11月末にはじめたブログも1年になりました。

本名でブログを書くというのは、なかなか緊張感のあるものですね。

こう見えて、一つ一つかなり気合いを入れていろいろ点検してから
アップしているんです。笑。

何を点検しているかっていうと、「これを読んで不快になる人や傷つく人が
いないかどうか」ということ。

ネットは誰でも見られて便利。
人を応援したり、広く色々なことを知って頂くのには、本当に良い。
でも、使い方を間違えると誰かを傷つける可能性もあるんですよね。

それにはじめて気付いたのは、あまり嬉しく無いことが起きたとき、それを
ブログに書こうとした時でした。

「良く無いこと」には、「それを起こした原因の人物」というのが存在して
しまう場合が多い。
私が「辛かった」とか「大変だった」というと
そこに立ち会った人や関係した人たちが「私を辛い目にあわせた人」に
なってしまう。

その人たちを責めるつもりがあってもなくても、書き方によっては
公の場でその人たちを中傷したことになってしまう。

これは、結構、衝撃的な気付きでした。

日常生活で「こんなことがあってさ~、全く。。」みたいなことを
言いたくなる場面ってあると思うのですけれど
それは、イコールそこに関わった人たちを中傷していることに
なっていたんですね。
気付いていませんでした。

昔、「辛かった話」とか「大変だった話」は、あまりしない方がいいと
誰かが言っているのを聞いたとき
「別に誰かの悪口とか文句を言っているんじゃないんだから、いいじゃない」と
思ったことがあったっけ。。。と思い出し
そうか、、悪口とか文句を言っているのと同じだったんだと今頃、納得。

でも、大変だったこととか辛かったことを書かないと、
きれいごとばっかりになっちゃいませんか?と
聞かれたことがあります。

そういう面もあるかもしれない。

でも「辛かったこと」「大変だったこと」も自分の中で、ちゃんと気持ちの整理がついて
誰かを責める気持ちや、怒りがみんなおさまって、それが昇華された状態で
書けば、誰かを傷つけることのない角度でそのことを
書くことだってできるんじゃないかなって思っています。

だから時々、長々時間をかけて文章を書いてボツにする時もあるんです。笑。

なんか、出来上がった文が文句がましかったり、怒りのエネルギーが感じられたりしたらボツ。

でも、そのボツにはとっても意味がある。
だって、書くことによってまだその問題は私の中でクリアになっていないということが
わかったわけだから。
ああ、まだ人にはなせるほどにはなっていないんだなと。

ブログを書くことで、自分の中が整理されたり、自分のことを客観的にみることができたり
思わぬ気付きがあったり、知らず知らずのうちに、自分自身の学びになっていて驚きです。

いつも読んで下さるみなさま、本当にありがとうございます。

これからもどうぞよろしくお願いいたします☆

11/23招福コンサート無事終了!

2007.11.29.00:26

先日、読書普及協会主催の招福コンサート、無事終了しました。

読書普及協会の方々の優しく温かい空気につつまれ
楽しく演奏してまいりました。

読書普及教協会のみなさま、本当にありがとうございました。

ギターの小川哲也さんと清水さんのお話もかなり好評だったようです。
楽しく盛り上がって、本当によかった!

さて、今回の招福コンサートでは
前にブログにも書きましたように、映像+演奏+朗読の組み合わせで
お楽しみいただきました。

「星のささやき」「すすき野原で」「風」は、それぞれの曲に
あわせて私がセレクトした写真をプロジェクターで見ていただきながら
演奏を聴いていただきました。

そして、「星のささやき」と「すすき野原で」では、
演奏前にCDジャケットの詩の朗読もお聴きいただきました。

「妖精の森」は、曲のインスピレーションをくれた「やまんばのラブ」の絵本の朗読とともに
絵本の絵もプロジェクターで見ていただきつつ演奏をお聴きいただきました。

今回は、絵本のイラストをかいた明海さんと、物語を書いたお母様の
鈴木せんさんもコンサートに来てくださいました。

そして詩のコーナーでは金子みすずさんの
「こだまでしょうか」と「私と小鳥とすずと」の詩の
朗読とともに、その詩のイメージで私が書いた曲の演奏をお聞きいただきました。

ラストは「もみじ」をみなさんに1番だけ歌っていただき
2番は、演奏をお聴き頂きつつ、もみじの映像をお楽しみいただいてお別れとしました。

ホールははじめてだったので、本当にいろいろ勉強になりました。

小さなスペースでしか弾いたことの無かった私は、スペースが広くなると
何が起きるのかさえ見当がつきませんでした。

実は、さきほど当日のビデオを見て一人反省会を行っていましたが
今回は反省が結構ありました。。

小さいスペースでは、空間の全体像を把握することが容易でしたが
(把握しようと思わなくても把握できていたけれど)
ホールは違うのですね。

そして空間の全体像がちゃんと把握できていて、はじめて
きちんとした時間感覚を持つことができるのですね。。

…そして、空間と時間を正しく感じられてはじめて
そのスペースにみあった音を出せるのだということがわかりました。

大きな学びでした。
は~~。やっぱり、なんでも経験をつんでいくしかないことなのですね。

しかし、大きく成長したこともあります。

緊張している自分を感じつつ、それを静かに眺めながら
(イメージとしては緊張している私をひざにのせて)
演奏できるようになったということ。

緊張しているのは、自分の自我の部分だということが
とってもよく見えました。

そしてそれを愛おしく思いながら、それとは違う部分で
演奏できたことは、とても大きな成長だったと思いました。

ある友人が面白い感想をくれました。
彼は、ちょっと不思議な人で舞台で弾いている私の「心臓の音」を感じてしまうような
人なんです。
彼が言いました。
心臓のドキドキする音がすごく聞こえるのに、その影響がない、それとは関係ない穏やかな波で
演奏していて、それはどういうことなんだろうって
不思議だったと。

緊張する自我の私をひざにのせて、違う自分が弾いている気がすると
思ったのは、やっぱり気のせいではなかったみたいです。笑。

舞台はお客様が遠くて、いつものようにリアルにその反応を見ることができず
どうだったのかなとちょっと心配でしたが、
終った後のお客様の反応はいつも通り温かいものでした。

今日、わざわざ温かいコメントを書いたコンサートのアンケートを私のところに
ファックスしてくださった方もいて。
とっても嬉しかったです。

…これで、私の今年のコンサートは全て終了。

もともと人前での演奏にかなり消極的だった私が
生まれてはじめてコンサートをするのに
いきなり1年に5回もだなんて無茶すぎると思っていたけれど
やれば、できるもんなんだなあ。。

そして終ってみれば、あっと言う間。
今は、ほっとした気持ちと充実感で、とっても幸せです。

コンサート活動1年目ということで、本当に全てのことが予測不可能で
あたふたしっぱなしだったけれど、こうやって何年もやっていけば
きっともっと良くなっていけるだろうという風に思える様になりました。

何年か前には私には到底無理と思っていたようなことでも
勇気を持ってはじめの一歩をふみだすことで
自分の可能性を信じられる様になるものなのですね。

来年も、しっかりと自分を見つめ、心と腕を磨きつつ演奏を続けていこうと思います。

コンサートに来て下さった皆様、本当にありがとうございました!

そうそう。今回のコンサートのきっかけをつくってくださった
Nさんから、不思議な写メールをいただきました。
23日のコンサートの写真。
ライトの加減だとは思うのですが、私が光になっちゃったみたいな写り方になっていて。。。
面白いです♪


071123_syoufuku.jpg

神経って。。

2007.11.21.22:38

お陰さまで風邪がだいぶ回復してまいりました。

風邪をひいて何もできず、ぼんやりしていたら、ふとなぜか
「神経」という文字が頭に浮かびました。(なんで??笑)

あれ?神経の神って「神様の神」って文字だったんだな~と思って
ちょっとびっくり。

え?じゃあ、神経の「経」ってなに?
ちょっと辞書をひいてみました。
1、たていと、たて
2、すじみち、すじみちをたどる
3、聖人の教えをかいた書物(お経ってことですね)
4、おさめる、ととのえる、管理する

お~。ってことは、
神様のすじみち。
神様がおさめ、ととのえているのが
神経ってことかしら?

そう考えたら、人間の身体はやっぱり神様がうごかしているのかなと
思い(だって内臓って自分の意志で動かせないから)、私が風邪をひいたのも、
きっとそれは神様からのメッセージだったんだなって
思えたのでした。

人の身体にはりめぐらされている神経が、神様と関係あるかもって
思ったら、ちょっと身体に対する考え方が変わりました。

…で、神様からのメッセージは、どんな内容だったのかって?

実は、風邪をひいている間、私、心の片隅で自分のことをずっと責めていました。
こんな時に風邪をひいて、馬鹿たれ!と。笑。

しかし、どうやら、日頃自分がどんなに自分を責めて暮らしているのかに
気付くための「風邪」だったようです。

大いなる学びでした。笑。

感謝の気持ちとして☆

2007.11.19.22:19

ハートストリングスレコード1周年を迎え、皆様へのささやかな感謝の気持ちとして
通常200円のCDのラッピングサービスを年内無料にいたします!

ラッピングも冬バージョンになりました。
去年はお友達のクリスマスプレゼントに購入してくださる方が
結構いらしたので、ラッピングサービス無料だと嬉しい方もいらっしゃるかな~と思いまして☆

贈り物ってラッピングで印象がぐっと変わりますからね♪

送料&ラッピング無料なので、遠くのお友達へのクリスマスプレゼントなどに
いかがでしょう。

メッセージカードは夫が担当。
ラッピングは、篠原みな子本人がしております。笑。

先日ひいた風邪は、やっと回復のきざしです。
急に寒くなったので、皆様もどうぞ御自愛くださいませね。

風邪

2007.11.16.21:58

風邪をひきました。

今週のはじめから、ずっと治らず家にとじこもっております。
今日はレッスンもお休みにさせてもらいました。

なんとなくだるい、なんとなく眠い、なんとなく咳がでて、なんとなく鼻もでて
なんとなくくしゃみもでて。

強烈な症状はないのだけれど、なんとなくの症状がいっぱいあって。
たぶん、秋はずっと忙しかったから疲れがでたんだな。

そう言えば、十一月に入ってから鏡を見て
「なんだか、ブスになった気がする」と思うことが多かったっけ。笑。
何を着ても、どんなにお化粧してもきまらない感じ。

そっか。疲れていたのか。

ちゃんと顔からメッセージが送られていたのに
気付かず見過ごしてしまったみたい。

健康であることは、綺麗を実現する絶対条件なんだなあ。

そして、顔って常に身体の内側からのメッセージをちゃんと届けてくれて
いるんだなあ。

これからは、ちゃんと気をつけてメッセージを見落とさないようにしなくっちゃ。

来週のコンサートまでには、元気でピカピカの顔になるように
ゆっくり休みます。

おやすみなさい☆


みんなそれぞれ

2007.11.14.22:04

私は普段あまりスポーツの試合を見ることはしないのだけれど、
この前なんとなくテレビで
バレーボールのワールドカップの試合を見ました。

夫が見ていて、素通りしようとしたのだけれど
あまりにすごい迫力で思わず引き込まれました。

あの鍛えられた肉体、すごいなあ。。

私は運動はほとんどしないので、スポーツ選手の肉体に憧れます。

前、友達に「1日だけでいいから、トライアスロンの選手の身体になってみたい。」と
言ったら、「そんなムキムキのみな子ちゃんは見たくない」と言われました。笑。

さてさて、試合を見て思ったことは、
みんな無意識に自分の人生を何に使うかを選んでいるのだなあということ。

私にとっては、音楽をやっていくことは極めて自然なことだけれど
誰にとってもそうというわけではない。

私にとって、人生をバレーボールにかけるなんて、考えたこともないけれど
ワールドカップに出ている方々にとっては、きっととっても自然なことだったのだと思うのです。

みんな、選んでいるという意志があったりなかったりするのだろうけれど
確実に選んでいる。

ピアノを弾く人、歌を歌う人、お芝居をする人、お花をいける人、
絵をかく人、水泳をする人、走る人、コンピューターのプログラムを作る人、
人の病気をなおす人、髪を切る人、魚をつる人、お米をつくる人、たくさんの子供を育てる人、
家をたてる人、布を織る人、書をかく人、料理をつくる人、物をうる人。。。。。

みんなその人にとっては、自然な流れでやることになっているのだろうけれど、
別の人にとっては思いもよらないことだったりする。

みんな思い思いのことに、時間をつかって生きているんだなあ。

そう考えるとなんだかなんだか不思議で面白いなあと思ってしまいました。

とっても当たり前のことだけれど、みんな違うから、
世の中は成り立っているんだなって改めて思って感心してしまう私は変でしょうか。笑。

CDリリースから1年

2007.11.13.22:49

CDリリースから1年たって、ちょっとこれまでを一人でふりかえってみました。

嬉しいこと、楽しいこともいっぱいあったけれど
戸惑うことも結構あったなあ。。

一番戸惑ったのは、「CDの曲のイメージと実際の私のイメージが違う」と
会う人会う人に言われたこと。
びっくりされたり、不思議がられたり。
どういうことかと聞かれたり。。。

CDのイメージよりも、元気すぎるらしいです。私。

はじめはCDのイメージにあわせてみようかとも思ったのですが
それもなんだか、ややこしいので、もうそのままでいいことにしました。笑。

1年たったら、驚かれることにも随分なれたし。笑。。


もうひとつとっても戸惑ったのは、「ヒーリング音楽」と言われること。

私のCDは、ヒーリングの扱いをされることがとても多いけれど
もともとヒーリングとして作ってはいないのです。

…と言うと、「ヒーリング」って言われるのを嫌がっていると思われたりするけれど
そういうことでもない。

私は、CDショップのヒーリング音楽のコーナーに行ったことがないのです。
部屋で聴いている音楽も、わりとアップテンポのものが多い。
ポップスとか、ダンスミュージックとか、ボサノバとか、サルサとか。
そして、時々クラシックとか。。。

だから、ヒーリングが好きか嫌いかという以前に、どういうのがヒーリング音楽って
いうのかよく知りませんでした。
知らなかったので、そういうものを作ろうと思うはずもなく。。

レコーディングのとき、エンジニアさんに「CDだしたら、ヒーリングの棚に並びますよ」と
言われてはじめて「へ~。こういうのってヒーリングっていうんだぁ」と
驚いたぐらいなんです。
そうは、聞いていたものの、あまりにも色々な方が当然のように
「ヒーリング」として扱うのには、正直びっくりしました。
「へ~、ホントにそうなんだな~」って。

本人としてはこんな調子なもんですから、ヒーリング音楽として作ってはいません、、
ってことになるわけです。
でも、前にも書きましたが、聴いて下さる方が「癒されたのでこれは
ヒーリング音楽だと思います」と言ってくださるのは構わなくて
むしろ嬉しく思います。

自分が予期せぬことだったので、はじめはとても戸惑いましたが
なんのジャンルで扱われるかに関わらず
「私の中に聞こえたものを、できるだけ汚さないように外に
そ~っとだす」のが私の仕事であり、
あとは、どんな風に聴いて頂くか、どのジャンルに入れるかは聴いてくださる方に
お任せすればいいんだなというところに辿り着き、やっと落ち着きました。

自分の作品を世の中に発表することって、戸惑うこともあるけれど
やっぱり面白いなあって思います。

今度のコンサートがおわったら、そろそろ新しいものを作る時間をゆっくり
とりたいなあと思っています。

祝☆1周年

2007.11.11.22:49

今日、11月11日はハートストリングスレコードとアルバム「whispers of fairies」の
お誕生日です。

今日で丸1年。

あっと言う間だったなあ。。

山あり谷ありで半年以上かかってやっとできたCDが家に届いたときは
思わず涙ぐんだっけ。。

レーベル名は夫とふたり、悩んで悩んで決めました。
ハートストリングスレコードという名前は夫の案でした♪

アルバムをだしてホームページを作って、私の生活も環境も随分かわりました。

アルバムを通して、本当にたくさんの方に出会えたことを
ありがたく思っています。

1年間にたくさんの素敵な思い出もできました。

応援してくださった皆様本当にありがとうございます。
そして今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

11月23日のコンサートで、今年のコンサートは終了。
来年は、新しいものを作る年にしたいなあと思っています。

さてさて、コンサートまであと少し。
ラストスパートです☆

あがらないで人前で話すには

2007.11.07.23:50

今年の春に、とある会で知り合ったフリーアナウンサーの倉島麻帆さんのブログを
のぞいたら、面白い記事発見!

それは、「あがらないで人前で話すには」というもの。
http://blog.livedoor.jp/kurashimamaho/archives/51113709.html

私をよく知っている人は、きっと不思議に思っていることでしょう。
だって、私は人前でも全く問題なく、あがらずに話ができるから。

どのぐらい問題がないかというと、自分の披露宴で入場後、高砂の席につくなり
司会者にふたりの馴れ初めを聞かれ(予告なし、かつ質問形式ではなく丸投げです)
その場で一人で原稿があったかのように普通に(笑いをとりつつ)話をしたぐらい。
(あとでビデオを見たけれど、本当に全く問題なく用意していたかのように
話をしていて自分でもびっくりしました。笑)
そんな花嫁って、そうそういないですよね。。。

で、そんな私がなぜか不思議とこのテーマに惹かれてブログを読んでみようと思ったんです。

そうしたら、素敵な情報が!!
(詳しくはブログを読んでくださいね♪)

あがらないためには、「自分の斜め後ろ(上空に)もう一人の自分がいて
客観的に今の自分をみている」ようにするとよいのだそうです。

「おお!そうか!これ、ピアノを弾く時に実験しちゃおう!」

早速練習開始。

おおお!面白い~!

本当にうまく上空から眺められると、人の手のように客観的に
自分の手が見ることができ、コントロールがすごく正確になることを発見。
そしておまけに演奏の全体像が他人の演奏のようにクリアに聞こえる。

そして何より一番すごいのは「自我が頑張ろうとする瞬間が、はっきりとわかる」のです。

自我が前に出ようとすると、さっきまでクリアに聞こえていた音が途端にぼやけてしまう。

へ~~~。

自分の身に起きている事を「ありのままの事実」としてキャッチしたい時は、自我をおさえて
自分の斜めうしろから客観的に自分を見ればいいってことか。

これって、いろいろなことに応用できそうですよね。

倉島麻帆さん、ありがとう☆

発表会後の生徒たち

2007.11.05.00:47

発表会のあと、1週間のお休みがあり
先週、発表会後の初レッスンがありました。

今までのパターンだと、発表会で力つきて、発表会後のレッスンには
「なんにもやってない~」と苦笑いする子が多数だったのですが
今回は違いました。

どの子もどの子も、新しい曲をどんどんさらっていて、先生がびっくり。笑。

どうやら、発表会でたくさんの曲を弾いたことでみんな自信がついたようなんです。
「自分はやればできる!」と力強く思ったようで。
「ピアノは楽しい!」と再認識したようで。

確かに、今回は生徒たちみんなに「自分がどんなにできる力をもっているか」を
知ってもらおうと思ってレッスンはしたけれど、
こんなにはっきり結果がでるとは!
教え手としては、これ以上の幸せは無いですね♪

「発表会楽しかったね~」と言うと、みんな「うん!」と笑顔。

お教室、最年少の幼稚園年長のMちゃんは、発表会は
「いままで、いきてきたなかでいちばんたのしかったこと」なんだそうです。
すごいなあ☆

そして嬉しかったのは、お母さんたちの反応。
どのお母さんも、自分の子以外の生徒の演奏をそれはそれは
真剣に聴いてくださっていて、それに対して本当に温かいコメントをして
下さったんですね。

どの子が難しい曲を弾いたとか、どの子が間違えなかったとかではなくて
「あの子は、おじぎがとってもきれいだった」とか
「みんな前回よりもずっと上手になっていたとか」
それぞれ子供の良い所に、ちゃんとフォーカスして応援してくださっていたというのが
わかって、本当に嬉しかった!

そして、そして子供達のコメント。
印象的なものをいくつか。

発表会直前のレッスンで「自分が前よりもずっとたくさん練習するようになって
上手になったと思う」と言っていたEちゃんが嬉しそうにこんなことを言っていました。

「今までこんなに真剣に発表会で演奏したことなかったの。
ちょっと止まりそうになったとき、ああ、わからくなっちゃうかなって
思ったけど、一杯練習してあったから指がちゃんと動いたよ」

真剣に一生懸命とりくむことの楽しさがわかったようでした。

そして、彼女は他の子の演奏にたいしてとても素敵なコメントをくれたのでした。

ある中学生の男の子の演奏について。
「あの人はさ、ものすごい一生懸命弾いていたよね。
すごい迫力だなって思っちゃった。」

その男の子は今まであまり練習に前向きではなかった子で
今回の発表会で今だかつてないほどの頑張りで
昔の彼だったら到底弾けない曲にチャレンジ。そして見事に弾ききったのでした。

彼は、そんなに器用なタイプではなくて一つの曲をゆっくりゆっくり仕上げるタイプの子。
決して派手さはない子ですが、彼の一つ一つの音に全力を注ぐ演奏が
私は大好きでした。
だから、Eちゃんのコメントがとっても嬉しかったんです。

「そうでしょう!あれが、あの子の魅力なんだよ」と言ったら
Eちゃんも「うん」と言っていました。

Eちゃんが、他の子の演奏に対して「上手、下手」ではなく
その奥にある演奏者の心に目をむけて演奏を聴いていたことが
私には嬉しくてたまりませんでした。

EちゃんのあとにきたKくんも
他の子の演奏に対して
「あの子の音は粒だちがはっきりしていて、きれいだった」とか
「あの子の歌は声がよかった」とか
そういう感想をくれました。

私は、それぞれの子たちに「自分の素晴らしさと可能性」に気付いてほしいということと
他人の演奏を聴く時「間違えた間違えない」をチェックするような
そういう聴き方ではなく「演奏者が表現しようとしていること」や
「その人の魅力や、演奏に対する姿勢」を感じ取るようなそんな聴き方をしてほしいと
長年思ってきました。

だから、彼等の反応はとってもとっても嬉しかったのでした。

そして、昨日、発表会を見にきてくれたピアノの先生仲間から電話がありました。
彼女のコメントも嬉しいものでした。

「それぞれの個性がはっきりでていましたね~」

これも私にとっては最高の讃辞でした。

ピアノって一生懸命教えているうちに、生徒達がみんな自分に似てしまうことって
よくあるんです。
たくさんコピーができあがってしまう。

曲の完成度をあげようとすればするほど、それは起きやすくなるのでした。

それぞれの個性をつぶさないように完成度をあげる、、が
私の中の大きな目標でしたから、ものすごく嬉しい!

嬉しいコメント一杯で幸せ一杯です。

しかししかし、冷静にみるならば、まだまだなことも一杯。
これからも生徒たちの音楽力をあげるために、
私の音楽力にもしっかりしっかり磨きをかけていこうと思います。






そういえば☆

2007.11.05.00:02

先月、清澄白川のギャラリーasというところで、
お友達の彩ね。ちゃんの個展がありました。

http://ameblo.jp/love-book

ギャラリーasは優しい彩ね。ちゃんの絵によく似合う、穏やかで、温かな
素敵な空間でした。

ギャラリーasで、楽しい企画のチラシを頂きました。

ギャラリーas主催のお正月の作品を集めた作品展があるそうで。

参加費2000円で、お正月にちなんだ作品なら絵に限らず出展できるそうです。
(一人一点から可)
いつか作品発表のチャンスを狙っているけれど、一人で個展はまだ無理なんて方に
おすすめの企画だと思います☆

しめきりは11月15日だそうです。

詳しくはギャラリーas 03-5639-1321まで。

受付は先着20名までとのこと。
御興味のある方は、まだしめきりになっていないかどうかも
確認してくださいね♪

中学生以下無料なんですって。

2007.11.01.16:29

昨日、11月23日(祝)の曳舟のコンサートの打ち合わせにいってきました。
http://heartstrings-record.com/actinfo.html#20071123

その打ち合わせの際、主催者の方から「チラシでは、もれてしまったんですけど
今回のコンサートは中学生以下は無料なんですよ」

「え~?なんですって!」

そんな素敵な話、早く言ってくださいよ~。笑。

…そして、篠原みな子のコンサートは狭いカフェのようなところでは、
未就学のお子さまをお断りすることも多いのですが、
今回はそのような制限もありません。

ぜひぜひ、御家族で遊びにいらしてくださいね。

昨日の打ち合わせ、なんと二時間もかかりました。
何をしていたかというと、私、楽しいこと思い付いてしまいまして。。

私のアルバム曲「妖精の森」のヒントになった、「やまんばのラブ」
という物語の朗読をお楽しみ頂きながら、
絵本の絵もプロジェクターで見ていただくというのは、前にもブログに書きましたが、
それだけじゃまだ気がすまなくて、もっといろいろ考えました。

自分の曲のイメージにあう写真をチョイスして
スライドショーみたいに見て頂きながら演奏を聴いていただくのとか、
さらに、あわせてアルバムジャケットの詩も聴いていただくのとか
やってみようと思います。
(そのために、照明やピアノ位置をあれこれ打ち合わせしていたら
そんなに時間がかかってしまったのでした。笑)

発表会のときにやった金子みすずの詩の朗読+ピアノ演奏っていうのも
またやろうと思いますが、同じものではつまらないので
また新しい詩を選んでやるつもりです。

コンサートは準備している間に、いつもアイディアがやってきて
気付くとどんどん内容が膨れてしまいます♪
ああ、楽しい!

いまプログラムを決めているところですが、なんだかうきうきしてしまいます。
う~んと楽しい会になるように、はりきります!

そういえば、「やまんばのラブ」の絵本のイラストをかいた明海さんも
コンサートに来てくれるそうです。
うれしいな~。

篠原みな子のCD

Whispers of Fairies

2500円 好評発売中!

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プロフィール

篠原みな子

Author:篠原みな子
作曲・編曲家/ピアニスト
2006/11/11にファーストアルバム「Whispers of Fairies」をリリース

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