6/13 京都☆ピアノと語りのおはなし会 ご報告
2015.07.10.00:42
京都でのピアノと語りのおはなし会の写真ができあがってきました。
今回もカメラマンの阪上恭史さんの素敵な写真です。ぜひご覧ください。
http://heartstrings-record.com/actinfo_past.html#20150613
京都のおはなし会。
御陰さまで、たくさんのお客さまに来て頂くことができました。
お客さまに来て頂けるのかと心配しましたが
当日券がどんどん出て、椅子を追加、、追加、、という嬉しい事態と
なりました♪
協力してくださった皆様、本当にありがとうございました。
今回の演目は
おかあさんの目
おしゃべりくらげ
あめのおそとあめのおと
うみのピアノ
ゆうひのしずく
※「あめのおそとあめのおと」のみ大山裕子さん作。あとは、あまんきみこさんの作品です。
を聴いて頂きました。
演目の間に「スペシャルゲスト☆あまんきみこさん」のインタビューを
はさんでの本番。
ドキドキでした。
あまんきみこさん、お電話でお話した印象+ネットなどで情報を集めたところで
素敵な方なんだろうなと想像していましたが
なんというか、、、想像をはるかに超えた素敵さでした。
80歳をこえているとは思えない若々しさ、軽やかさ、柔らかさ
かわいらしさ。そして、なんと言っても本当に優しい方でした。
未熟な私たちに対しても、何もジャッジすることなく
ただただ応援してくださる優しさが心にしみました。
偉い先生なのに「先生と呼ぶのはダメ」とおっしゃって
決して上から話をすることなく
私たちと同じ立ち位置でお話してくださるあまんさん。
楽屋では、食事をとらない私を心配してくださったり
差し入れのお菓子でいっしょに盛り上がったり。
何もかもか柔らかで、自然で、心地よい木漏れ日のような方でした。
あまんさんの作品のルーツについて伺うと
子どもの頃に読んだお話だったり、(小さい頃、身体が弱かったそうで、
布団から窓の外をみていることが多かったとのことで)「窓の絵本」からみた空だったり、
ご自身の子どものころの体験だったり(「おかあさんの目」の中のせつこは、あまんさんご自身だ
そうです)、というお返事がかえってきました。
子どものころの柔らかな感性で感じたものが、あまんさんの中に
そのまま瑞々さを失わずに保たれていることが
あまんさんをずっとずっと輝かせているのかもしれないと思いました。
あまんさんご自身のことを伺うと、子育てをしていたときはお話を書いて
いらっしゃらなかったそうです。(子育てをしながら書いていらしたのかと
思っていた私には意外でした)
お子さんを育てているときは、「作品は書かずに、お子さんと遊んでいた」そうです。
遊んでいたと話されたあまんさんが、とても楽しそうだったのが印象的でした。
子育てをしながらも、仕事が気になったり、
仕事をしながら、子どもが気になったりと
そわそわしてしまうことのある私には
その時々をたっぷり楽しむあまんさんの姿、とても刺激になりました。
インタビューの中では、「今、生きている、、ということは、すごいこと」と
力強くお話になっていたあまんさん。
その時々をしっかりと感じて、味わって、楽しんで
「今、生きている」ということを
本当に大切にしながら時を過ごしているあまんさんに
お会いできたことは、私の人生の財産になりそうです。
そんな可愛くて素敵なあまんさんに、
私だけではなく、お客さまはみんな魅了されてしまいました。
あまんさんに会うと、みんな笑顔になってしまう。すごい方です。
当日は、大垣書店さんにきて頂き、あまんさんのサイン会もしました。
通常、書籍はあまり売れないらしいのですが、今回は未だかつてないほどの
売れ行きで65名ほどのお客さまで本が50冊以上売れたそうです。
大垣書店さんが持ってきた本がほとんど売れてしまい、驚きとともに
お喜びの声を頂きました。
関わった方々に喜んで頂けるのは、本当に嬉しいことです。
肝心の演奏といえば、、
今回は、会場のピアノがなかなか大変な子だった上に、天井が低く
音が強く響きすぎ、会場の中をうねってしまって、
リハーサルでは弾いている時、自分が音酔いする始末で、
どうなることかと思ったのですが
リハの後、ホテルに帰ってから
夜中に寝ながら筋肉の調整を行ったところ(ホテルの宿泊でピアノは弾けないので)
翌日は音の質を大幅に変化させることができ
なんとか本番までに朗読とのバランスをとることができました。
(夜中、ほとんど寝られませんでしたけれど)
手を壊してから7年以上、身体のことをずっと勉強してきて本当に
よかったと思った瞬間でした。それがなかったら、
本番までに為す術がなかったわけですから。
あのまま、舞台に立たなければならなかったら、、、
なんて、考えるのもこわい。笑。
人生における「最高に良くないこと」というのは、「最高によいこと」に
いつも繋がっているのだなと実感しました。
京都YWCAさん、京都家庭文庫地域文庫連絡会さん、大垣書店さんの
強力なサポート、その他、たくさんのたくさんの方々のお力添えで
なんのご縁もなかった京都で、あまんきみこさんをお迎えしてのおはなし会が実現し
盛況のうちに終えられたことに心から感謝しています。
そしてそして、、よき相棒の大山裕子さんにも感謝!
今回は、朗読の大山さんが主催としきりをしてくれたのですが
1人で京都に打ち合わせに行って、あちこち走り回って
私たちの夢をかなえてくれました。
二人で、何度も何度も何度も何度も録音して、ダメだしして
録音してダメだしして、、、を繰り返した時間は
私に多くの学びをくれました。
いらしてくださったみなさま、本当にありがとうございました!
聴いてくださる方がいるから、ピアノが弾ける。
この幸せに感謝!
今回もカメラマンの阪上恭史さんの素敵な写真です。ぜひご覧ください。
http://heartstrings-record.com/actinfo_past.html#20150613
京都のおはなし会。
御陰さまで、たくさんのお客さまに来て頂くことができました。
お客さまに来て頂けるのかと心配しましたが
当日券がどんどん出て、椅子を追加、、追加、、という嬉しい事態と
なりました♪
協力してくださった皆様、本当にありがとうございました。
今回の演目は
おかあさんの目
おしゃべりくらげ
あめのおそとあめのおと
うみのピアノ
ゆうひのしずく
※「あめのおそとあめのおと」のみ大山裕子さん作。あとは、あまんきみこさんの作品です。
を聴いて頂きました。
演目の間に「スペシャルゲスト☆あまんきみこさん」のインタビューを
はさんでの本番。
ドキドキでした。
あまんきみこさん、お電話でお話した印象+ネットなどで情報を集めたところで
素敵な方なんだろうなと想像していましたが
なんというか、、、想像をはるかに超えた素敵さでした。
80歳をこえているとは思えない若々しさ、軽やかさ、柔らかさ
かわいらしさ。そして、なんと言っても本当に優しい方でした。
未熟な私たちに対しても、何もジャッジすることなく
ただただ応援してくださる優しさが心にしみました。
偉い先生なのに「先生と呼ぶのはダメ」とおっしゃって
決して上から話をすることなく
私たちと同じ立ち位置でお話してくださるあまんさん。
楽屋では、食事をとらない私を心配してくださったり
差し入れのお菓子でいっしょに盛り上がったり。
何もかもか柔らかで、自然で、心地よい木漏れ日のような方でした。
あまんさんの作品のルーツについて伺うと
子どもの頃に読んだお話だったり、(小さい頃、身体が弱かったそうで、
布団から窓の外をみていることが多かったとのことで)「窓の絵本」からみた空だったり、
ご自身の子どものころの体験だったり(「おかあさんの目」の中のせつこは、あまんさんご自身だ
そうです)、というお返事がかえってきました。
子どものころの柔らかな感性で感じたものが、あまんさんの中に
そのまま瑞々さを失わずに保たれていることが
あまんさんをずっとずっと輝かせているのかもしれないと思いました。
あまんさんご自身のことを伺うと、子育てをしていたときはお話を書いて
いらっしゃらなかったそうです。(子育てをしながら書いていらしたのかと
思っていた私には意外でした)
お子さんを育てているときは、「作品は書かずに、お子さんと遊んでいた」そうです。
遊んでいたと話されたあまんさんが、とても楽しそうだったのが印象的でした。
子育てをしながらも、仕事が気になったり、
仕事をしながら、子どもが気になったりと
そわそわしてしまうことのある私には
その時々をたっぷり楽しむあまんさんの姿、とても刺激になりました。
インタビューの中では、「今、生きている、、ということは、すごいこと」と
力強くお話になっていたあまんさん。
その時々をしっかりと感じて、味わって、楽しんで
「今、生きている」ということを
本当に大切にしながら時を過ごしているあまんさんに
お会いできたことは、私の人生の財産になりそうです。
そんな可愛くて素敵なあまんさんに、
私だけではなく、お客さまはみんな魅了されてしまいました。
あまんさんに会うと、みんな笑顔になってしまう。すごい方です。
当日は、大垣書店さんにきて頂き、あまんさんのサイン会もしました。
通常、書籍はあまり売れないらしいのですが、今回は未だかつてないほどの
売れ行きで65名ほどのお客さまで本が50冊以上売れたそうです。
大垣書店さんが持ってきた本がほとんど売れてしまい、驚きとともに
お喜びの声を頂きました。
関わった方々に喜んで頂けるのは、本当に嬉しいことです。
肝心の演奏といえば、、
今回は、会場のピアノがなかなか大変な子だった上に、天井が低く
音が強く響きすぎ、会場の中をうねってしまって、
リハーサルでは弾いている時、自分が音酔いする始末で、
どうなることかと思ったのですが
リハの後、ホテルに帰ってから
夜中に寝ながら筋肉の調整を行ったところ(ホテルの宿泊でピアノは弾けないので)
翌日は音の質を大幅に変化させることができ
なんとか本番までに朗読とのバランスをとることができました。
(夜中、ほとんど寝られませんでしたけれど)
手を壊してから7年以上、身体のことをずっと勉強してきて本当に
よかったと思った瞬間でした。それがなかったら、
本番までに為す術がなかったわけですから。
あのまま、舞台に立たなければならなかったら、、、
なんて、考えるのもこわい。笑。
人生における「最高に良くないこと」というのは、「最高によいこと」に
いつも繋がっているのだなと実感しました。
京都YWCAさん、京都家庭文庫地域文庫連絡会さん、大垣書店さんの
強力なサポート、その他、たくさんのたくさんの方々のお力添えで
なんのご縁もなかった京都で、あまんきみこさんをお迎えしてのおはなし会が実現し
盛況のうちに終えられたことに心から感謝しています。
そしてそして、、よき相棒の大山裕子さんにも感謝!
今回は、朗読の大山さんが主催としきりをしてくれたのですが
1人で京都に打ち合わせに行って、あちこち走り回って
私たちの夢をかなえてくれました。
二人で、何度も何度も何度も何度も録音して、ダメだしして
録音してダメだしして、、、を繰り返した時間は
私に多くの学びをくれました。
いらしてくださったみなさま、本当にありがとうございました!
聴いてくださる方がいるから、ピアノが弾ける。
この幸せに感謝!
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