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2010-01-16 00:48 | カテゴリ:レッスン
お正月休み明けの初レッスンをしたら、みんながとても成長していて
驚きました。

冬休み、色々な体験をすることで成長するのかもしれませんね。

昨年、小学校2年生の女の子が三人入門してきたのですが
みんなそれぞれにとっても個性的。

その中のHちゃんは、ひときわ個性的な子です。

入門当初のHちゃんは、質問しても笑顔でモジモジ何も答えず。
説明をしている途中で意識は私のネックレスに集中。笑。
飽きてくるとふざけたくなる。
歌を歌いながら窓の外をのぞいてみたり。

そう。彼女は「いい子にしよう」という気持ちより
常に自分の欲求が前にでる子なんですね。

そばにいるお母さんは色々ご心配されていましたが
「大丈夫なので、ちゃんとしなさいって言わないで
くださいね」とお伝えしました。

一般的には、席にちゃんと座って先生の話を良く聞き
的確な返事をする子のほうが「正しい」のように
思われていますが、実はこういうなんの構えもない状態の子が
すごいミラクルを私は起こすことを知っていたからです。

みんな誰でもすごい力を持っているのだけれど
誰かの期待に答えようとした途端、その力は
内側に封じ込められてしまう。

でも誰かの期待に答えることよりも自分の欲求を優先できる子は
このすごい力を引き出しやすいのです。

そういう子は、身体の使い方や楽譜のルールを教えて
とにかくピアノとのスムーズな関わり方さえ上手く教えることができれば
あとは勝手に伸びて行く。

そのパワーたるや「先生の期待に答えよう」と必死で頑張るのとは
比べ物にならないぐらいの大きさです。

だから、ある時ミラクルを起こしてみんなを驚かせるのです。

以前、全く説明が聞けなくて、話がわかっているのかどうか、、というような
状況だった子が、ある日突然
びっくりするぐらいきれいに演奏したこともありました。

初めてレッスンする曲なのに、なおすところがないほどに。
教えたって、こんな風には弾けないよね、、というほどに。

それまで音符がわかっているような、、、いないような、、
という感じだった子が、ちょっとしたきっかけで
自分で楽譜をどんどん読んで新曲を山のように
弾いてくるようになった、、ということもありました。
(時間がきても帰りたくなくて、お母さんにピアノの前から
ひきはがされて帰ってきました。笑)

さてさて、入門から7ヶ月のHちゃん。その素敵なミラクルが
年明け早々のレッスンでおこりました。

Hちゃんが突然即興演奏をはじめたのです。
レッスン中、突然、黒鍵でメロディーを弾き出したのでした。

あわせてちょっとだけ私が伴奏を弾くと、それにあわせて
彼女は美しい音で延々と
2分以上即興演奏を続けました。

黒鍵を好きに弾いて即興演奏するという手法は
初歩の段階の生徒でもできるということは知られていますが
一定のテンポで、しかも美しい音列で長い時間弾けるということは
稀です。しかも、教えていないのですから。

あまりにきれいでお母さんもびっくり。

彼女の中の輝きが、溢れ出してきた瞬間でした。

彼女の自由さを尊重してレッスンをしてきてよかったと心から思いました。

こういった「先生の期待に答えることにエネルギーを使わない子が起こす奇跡」
を体験するようになってからは
「とってもちゃんとしている子」には
私はできるだけ「ちゃんとしなくていい」というメッセージを送るようになりました。

「間違ってもいい」
「私の期待に答えようとしなくていい」
「自分の気持ちを信じて弾けばいい」

というメッセージは送ってもすぐには信じてもらえません。

子供たちはしっかりと様子をみています。
「それは本当?」って。

だから繰り返し繰り返し、一貫して何ヶ月もメッセージを発信します。
ちょっとでも誘導しようとしたり、考えを押し付けようとしたら
それまで送り続けたメッセージは無駄になって一からやり直し。

そして、それを信じてもらえた時にHちゃんの時のように
その子の中の輝きが現れはじめます。

「間違えてもいい」
「誰の期待にも答えなくていい」
「自分の気持ちを信じればいい」

そんなメッセージで輝きはじめるのは、もしかしたら大人も同じかもしれません。

レッスンにくる子供たちは、人生における大切なことを
いつも私に教えてくれます。




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