春の日に
2006.11.29.23:37
「whispers of fairies」の、4曲目に「春の日に」という曲が入っています。
この曲は私にとって特別な作品です。
この作品は、このアルバムのために書いたものではなく、
ずっと前に私が誰に聴かせるつもりもなくこっそり書いた曲。
イラストレーターのとみひらゆうじさん(最近は葉月雄人のお名前をつかっていらっしゃるみたいですが)と知り合うきっかけがあり、頂いた個展の案内ハガキの絵をみていたら聴こえてきたんです。
この曲が。
その絵はとみひらさんの御好意でホームページ上で無料プレゼントしているCDの盤面に
使用させて頂いています。かわいいと評判です。
この曲、作ってから随分長い間、人に聴かせることなくしまってありました。
この曲だけでなく、私は自分の作品を人に聴かれるのが恥ずかしくてきらいでした。
ごくごく親しい友人が家に遊びに来た時に、聴いてもらうことはありましたが
ほとんど内緒で作っていた感じ。
この曲が初めて多くの人の耳に触れたのは、私の結婚披露宴でした。
披露宴の三日前、席次表を作っていた夫が「プリンターの調子が悪くて、紙にローラーの跡が
ついちゃったよ」と言って部屋からでてきました。
体力も時間もぎりぎりの私達。紙を買い直して作り直す元気なし。
ふと見るとテーブルの上に桜のはなびらのシールがありました。
よごれた所にこれを貼るのはどうだろう!
席次表のデザイン自体が桜の絵だったので、貼ってみるとかわいらしく
よごれも上手くかくれました。
それから二人で無言でシールをペタペタ。
すると私の中に何か音楽がなりはじめたのです。
…これって、「春の日に」だ。
春の日にって、そういえば桜がまい散るのをイメージしながら書いたっけ。
そう思ったら、なんだか急に「披露宴でかけちゃおうかな。この曲。花束贈呈とかなら
使えちゃうかも」という考えがわいてきました。
あんなに人に聴かれるのがいやだった私が何故か、「結婚式だもん。花嫁が書いた曲なら
誰も文句は言うまい!」などと妙に強気。
直前の曲目変更を式場も快諾してくれたので、晴れの日にこの曲はめでたく
みなさんにお披露目されたのでした。
披露宴がおわったら、花束贈呈の曲の録音が欲しいと言ってくださる方が何人も
あらわれました。本人としては思いもよらない展開にビックリ。
それならば他の作品もあわせて簡易にCDを作ろうといって作ったのがプレゼント用CD
「春の日に」です。
プレゼントをさせて頂いたら思いのほか好評だったので、その後は名刺がわりにみなさんに
お渡ししていました。
そうしたら、「ちゃんとしたCDを作って販売してみたら?」と言って下さる方があらわれ、
さらにCDを作ったら販売協力して下さると言ってくださる方もあらわれ
そんな流れで今回のCD制作に至りました。
あの時、席次表にプリンターのローラーの跡がつかなかったら、「whispers of fairies」
は誕生していなかったかもしれません。
人生って不思議です。
この曲は私にとって特別な作品です。
この作品は、このアルバムのために書いたものではなく、
ずっと前に私が誰に聴かせるつもりもなくこっそり書いた曲。
イラストレーターのとみひらゆうじさん(最近は葉月雄人のお名前をつかっていらっしゃるみたいですが)と知り合うきっかけがあり、頂いた個展の案内ハガキの絵をみていたら聴こえてきたんです。
この曲が。
その絵はとみひらさんの御好意でホームページ上で無料プレゼントしているCDの盤面に
使用させて頂いています。かわいいと評判です。
この曲、作ってから随分長い間、人に聴かせることなくしまってありました。
この曲だけでなく、私は自分の作品を人に聴かれるのが恥ずかしくてきらいでした。
ごくごく親しい友人が家に遊びに来た時に、聴いてもらうことはありましたが
ほとんど内緒で作っていた感じ。
この曲が初めて多くの人の耳に触れたのは、私の結婚披露宴でした。
披露宴の三日前、席次表を作っていた夫が「プリンターの調子が悪くて、紙にローラーの跡が
ついちゃったよ」と言って部屋からでてきました。
体力も時間もぎりぎりの私達。紙を買い直して作り直す元気なし。
ふと見るとテーブルの上に桜のはなびらのシールがありました。
よごれた所にこれを貼るのはどうだろう!
席次表のデザイン自体が桜の絵だったので、貼ってみるとかわいらしく
よごれも上手くかくれました。
それから二人で無言でシールをペタペタ。
すると私の中に何か音楽がなりはじめたのです。
…これって、「春の日に」だ。
春の日にって、そういえば桜がまい散るのをイメージしながら書いたっけ。
そう思ったら、なんだか急に「披露宴でかけちゃおうかな。この曲。花束贈呈とかなら
使えちゃうかも」という考えがわいてきました。
あんなに人に聴かれるのがいやだった私が何故か、「結婚式だもん。花嫁が書いた曲なら
誰も文句は言うまい!」などと妙に強気。
直前の曲目変更を式場も快諾してくれたので、晴れの日にこの曲はめでたく
みなさんにお披露目されたのでした。
披露宴がおわったら、花束贈呈の曲の録音が欲しいと言ってくださる方が何人も
あらわれました。本人としては思いもよらない展開にビックリ。
それならば他の作品もあわせて簡易にCDを作ろうといって作ったのがプレゼント用CD
「春の日に」です。
プレゼントをさせて頂いたら思いのほか好評だったので、その後は名刺がわりにみなさんに
お渡ししていました。
そうしたら、「ちゃんとしたCDを作って販売してみたら?」と言って下さる方があらわれ、
さらにCDを作ったら販売協力して下さると言ってくださる方もあらわれ
そんな流れで今回のCD制作に至りました。
あの時、席次表にプリンターのローラーの跡がつかなかったら、「whispers of fairies」
は誕生していなかったかもしれません。
人生って不思議です。
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