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2011-07-08 11:37 | カテゴリ:レッスン
現在、発表会準備真っ最中です。

発表会前は、いつもより曲を詰めていくので
こまごまと直すことが増えていきます。

ここで、いつも葛藤するのが
「直すこと」は、「そのままのその人」を
否定することになるんじゃないかということ。

もちろん、ピアノを教える人は
ある意味「直す」のが仕事なので、やらねばならない
ことですが、あまりガンガン直しすぎると
教わっている側が「直されないと私はちゃんと弾けない」と
思い込むようになり、そのうち自分で深く考えず
だいたい弾いてきて「あとは、どうしたらいいですか?」と
聞くような、依存体質になってしまう。

そうなってしまうと、演奏も「これでいいですか?」と
自信なさげなものになってしまい
その人の個性が光らなくなってしまう。

自立を促しながら、自分にも誇りをもってもらいながら
我がこととして曲をきれいに仕上げてもらうことは
口で言うより難しい。

どうやったら、自分自身の素晴らしさも認識しながら
アドバイスを受け取ってもらうことができるだろう。。。

これは、ずっと抱えてきたテーマなのだけれど
最近、自分の思っていることをうまく伝える方法を
みつけました。

こう説明したら、この微妙な話を
小さい子もすこしわかってくれるようになりました。

「あなたは、とっても可愛い人だけど、ある日
大風がふいて、髪の毛がぼさぼさになったとします。
そこで、先生が、『髪の毛、ぼさぼさになってるよ!
せっかく可愛いのが台無しだよ』と
知らせたとしても、それは先生があなたを『可愛くない』と言った
ことには、ならないですね。
髪の毛がぼさぼさでも、あなたが可愛いことには、変わりありません。
あなたが、気がつかないでいることを
知らせるのが、先生の役割です。

あなたの演奏に、先生が注意するとき、それは
髪の毛がぼさぼさですよとか、顔にゴミがついていますよとか
あなたが気づかずにしている、自分の望みではない状態について
これでいいのかな?と聞いているだけで
先生が注意したからといって、あなたを下手だと言っている
わけでは、ありません。

何を注意されても、あなたの演奏が素晴らしいことには
変わりはないのです」

こう話したら、みんなちょっとホッとして
ニコッと笑顔になりました。

大事な舞台の前だからこそ、
みんなが自信をもって胸をはって演奏できるように
それぞれの心と丁寧に向きあっていきたいなと
思います。
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