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2012-08-09 11:53 | カテゴリ:レッスン
レッスンにいらしているOLさんのKさん。

ピアノがとても大好きで、熱心な方です。

ご本人も「ピアノが大好き」とおっしゃるのですが
演奏している時の顔がいつも
浮かない顔。

大好きな曲を弾いているはずなのに
とてもそうとは思えない、気乗りしない音。

「心の内にある気持ちが、うまく外に表現できるように
なるといいね」ということを少し伝えると
「音楽に浸って表現するのが、恥ずかしい感じがして
なんだか斜に構えた感じになってしまう」とのこと。

私は、はじめは音が聴こえにくいことが原因で
心が込められないのかなと思って
身体を緩めていくアプローチをたくさんしました。

結果、音もよくなり演奏に活気はでてきて
少し心を込められるようになったものの
彼女の演奏からは
ため息が聴こえてくるような憂鬱な感じが
消えませんでした。

う〜ん。。。
なんでだ〜??????

私は思いきって聞いてみました。

「なんだか、『仕方ない』と何かを諦めて
弾いているように見えるんだけど、
何か心当たりある?」

すると。。

昔、ピアノを習っていたときに
上手ではないのに曲が仕上がっていくことに
むなしさを感じたそうで。
これ以上、自分は上手に弾くことはできない。
才能がないのだ、この演奏で諦めるしかないと。

現時点で、彼女の演奏はとてもよくなっていて
本人も満足するものになっているのに
この気持ちだけが記憶として彼女の中に残っていて
彼女の演奏を曇らせていたのでした。

そこで、治療師さんに教えてもらった
EFThttp://ja.wikipedia.org/wiki/EFT
の手法で(本格的ではないのですが)、
この感情を手放してもらうことにしました。

感情を手放した後、彼女の目からは涙がこぼれ
「私、悲しかったんだと思います」と
おっしゃっていました。

そして、そのあと演奏をしてもらうと
彼女の表情は輝き、音はウキウキと鳴り響きました。

演奏が終わったときに見せてくれた
Kさんの楽しそうな笑顔。本当に素敵でした。

先生にとっては、曲の仕上げは小さなことですが
生徒にとっては、とっても大きな問題であると
実感しました。

本人が納得していない状態で、仕上げることは
相手の希望を奪うこともあるのですね。

生徒が満足する形で曲を仕上げていく
これは、私自身レッスンで一番大事にしていることですが
本当にこれがどんなに重要なことなのかを
改めて感じました。

そして、先生という職業の責任の重さも。

ピアノのレッスンは相手の感性を素手でさわるデリケートな仕事であり
一歩間違えると、相手の可能性を制限してしまうこともあるもの。

これからも、さらに気を引き締めてレッスンをしたいと思います。

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